「大河の一滴」 講演会 

授 業 名 「大河の一滴」 講演会

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年 137名
担当者 担任
実施日(期間) 2023年7月18日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 上高地源流見学に向けての事前学習を兼ねて実施した。
梓川の源流の一滴が、梓川、犀川、千曲川、信濃川と名前を変えながら、海に注いでいる。
波田の川のごみが、海洋汚染にもつながっていることを知った。
実施状況
(授業風景)

説明
・槍ヶ岳などの梓川の上流の山々に降った雨や雪の一滴一滴が集まり、梓川となる。
・ダムを作ることで自然は壊されてしまうが、これも人にとっては必要なもの。洪水が起きても困る。梓川の水が、いろいろなものに使われて、人々の役に立っている。

説明
・梓川がどんどん大きくなり、流れ下る。奈良井川と合流して犀川となる。犀川は、千曲川と合流して千曲川となる。県境を越えると信濃川となる。そして最後に日本海へ流れ込む。
・この辺りまで、鮭が海から上ってきて産卵をしていた。今は、ダムによってそれができない。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・梓川は、北アルプスのたくさんの川が合わさって流れてきていることを知った。槍ヶ岳にある梓川の源流を見てみたい。
・梓川では、昔は波田のあたりまでサケが上ってきていたけれど、ダムができて捕れなくなったとは知らなかった。
・梓川の水が少ないのも、ダムが造られていろいろなことに使われているとわかった。水も、なければ困るし、洪水になっても困る。
・ごみが川に入ると、海にまで流れていってしまう。自分たちが捨てたごみで、海の生き物が死んでいるかもしれない。特にプラスチックのごみを川や海に捨てないようにしたい。

2 先生方の感想、要望等

・梓川の源流と流れつくのが海であるというだけでなく、川が私たちの生活と密接に結びついていること、川の恩恵を受けている一方で、私たちが、川を汚すことによって海の生物にまで害を及ぼしていることが分かり、川を汚さないでおこうという意欲をもつことができた。