薪を作ろう1回目

授 業 名 薪を作ろう1回目

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 茅野市立米沢小学校
実施学年、学級

参加人数

4年 35人
担当者 担任
実施日(期間) 令和6年12月2日
講師名 株式会社 木葉社/八ヶ岳ブッシュクラフトスクール
実施概要 ・小池さんの紹介
・木こりとは?
・木ってなに?
・薪づくりの実演
実施状況
(授業風景)
木(森林)を知ることはたき火を知ること

さんざんたき火してきたせいで薪がなくなった丸山。子どもたちが平島さんにメールで相談すると木の専門家小池さん(木葉社)を紹介してくれました。
「きこり」ってみんな知ってる?
森と林のちがいは?そもそも木って何?いろんな話に食いついてメモをとったり、ロイロノートにまとめたりしている姿が見られました。

木の重さ、落葉樹と針葉樹、木もと竹うら、木はストローの集合体、木を知ることでたき火の質も変わってきそうです。実際に丸山の木を使って薪にする様子も見せていただきました。チェーンソーや斧はやっぱり難しそうです。

「玉切りしてもらえれば・・・」

←「これならできそう!」
「この道具を考えたのは子どもだったんだって。じゃあみんなでこれやってみるか?」
「これができれば2年生とのペア活おでん会もできるかな。やってみたいな。」
「これでまたたき火ができるな。ほっとした」
「割った木にはその木の香りがするんだよ。」

ほんとだ、木っていい香り。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・木こりを仕事でしている小池さんのお話を聞きました。小池さんは林業、木こり、樹木医などの仕事をしているものすごい人で、木にはリグニンやセルロースなどの成分があったり、森林はだれが作ったのか、薪を割る方向などのことをたくさん教えてくれたおかげで、より理解が深まりました。
・小池さんに来てもらい薪はどのように切り、割るのかを教えてもらいました。切るのはチェーンソーでぼくたちにはできないけど、割るときに少しの力で子どもでもできるというものを教えてもらったのでぼくたちにもできそうだと思いました。なのでいっぱい木を切り割といっぱいの薪を作っていっぱいロケストパーティをしたいです。
・丸山に行って、切っているところを見せてもらいました。チェーンソーや斧よりも簡単なものを教えてくれました。私がユーチューブで見たのと似ていました。でも私が見たのよりも簡単だと思いました。また来てくれると言っていたので実際にやりたいです。
・まずは、落ちている木だけでなくて、丸山の小屋にある木も斧などで切れば使えることが分かりました。次に切り方を教えてくれました。斧は上から、のこぎりは横からということが分かりました。これからもたき火ができそうなのでよかったです。

2 先生方の感想、要望等

・やや新しい言葉や知識が多くて4年生の子どもたちには大変かなと思いましたが、自分たちのやりたいことを実現するためにと目的意識がもてていたせいか、よくお話を聞いていました。
・薪を割るということの裏にはこんなにたくさんの知識があるということ、木を生かすということは火を生かすこと。それがめぐって環境問題を考える意識にもつながっていくことが見えました。
・実際に薪を割る子どもたちの姿がとても楽しみです。