「大河の一滴」スライドショー

授 業 名 「大河の一滴」スライドショー

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年 34名
担当者 担任
実施日(期間) 2021年10月22日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 上高地源流見学に向けて、リトルピークスの小峰さんに「大河の一滴」の授業をしていただいた。川の始まりの一滴はどこからやってくるのか、その一滴が集まってやがて海へつながっていくこと、川の水をどのように守ったらよいかなどを教えていただいた。また、身近な梓川に愛着を持てるような話もしていただいた。
実施状況
(授業風景)
槍ヶ岳などの梓川の上流部に降った雨や雪の一滴一滴が集まり梓川となる。梓川がどんどん大きくなり、流れ下る。奈良井川と合流して犀川となり、やがて千曲川と合流して信濃川となり海へと注ぐ。

梓川の水により、農作物がとれる。キノコなど山菜がとれる。自然の恵みをたくさんいただいている。ところが、人間はゴミを捨てて汚してしまう。

人工物を作って自然を壊してしまう。しかし、ダムのように必要な物もある。川をきれいにして、下流の人に渡そう。海の生物が、人間の捨てたゴミにより死んでしまうこともある。全ては繋がっている。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・とける→しみこむ→ながれるというのがよく分かった。梓川は何度か他の川と合流して流れていき、最後は信濃川になるということを学んだ。川は私たちにいろんな恵みをもたらしてくれるから、川は大切なんだと感じた。

・ゴミによって生き物が死んでいることを知って、とてもかわいそうだと感じた。どうすれば川や海をきれいにできるか、魚が苦しまないように工夫をしたい。大人になって川のきれいな様子を私の子どもに見せたい。


2 先生方の感想、要望等

・海に水を運ぶのは川。川がいかに大切なものであるかが、3年生の子どもたちにもよく理解できたように思う。

・昨今問題視されている海洋プラスチックゴミについても触れていただき、クジラやアザラシなどの衝撃的な映像は子どもたちの心に強く訴えるものがあった。今後も継続して環境について考えていく際の原動力となりそう。