梓川大好き 大河の一滴スライドショー

授 業 名 梓川大好き 大河の一滴スライドショー

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年 30名
担当者 担任
実施日(期間) 2021年10月22日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 上高地源流見学に向けて、リトルピークスの小峰さんに「大河の一滴」の授業をしていただいた。川の始まりの一滴はどこからやってくるのか、その一滴が集まってやがて海へつながっていくこと、川の水をどのように守ったらよいかなどを教えていただいた。また、身近な梓川に愛着を持てるような話もしていただいた。
実施状況
(授業風景)
槍ヶ岳などの梓川の上流部に降った雨や雪の一滴が上流の川となり、他の川と合わさりながら、梓川となる。その後、犀川、千曲川と名前を変え、やがて海へとつながっていく。

「好きな人と好きな場所で好きな仕事をする」この3つがあればお金が多少なくても幸せに生きて行くことができる。人生の中で、好きな人を見つけ、自分の居心地のよい場所で暮らし、好きなことを思いっきりやる。小峰さんの生き方に学ぶ。

波田の町は昔、水害に遭ったという歴史がある。その歴史があったからこそ波田に暮らすわたしたちは安心して、豊かな生活を送ることができる。波田の文化を大切にこれからも守っていきたい。

人間が川に捨てたゴミによって、生き物の住処が汚れてしまう。川や海の生き物たちがそのゴミを食べ、その生き物たちを食べることで人間が被害を受ける。人間がした行為はやがて自分たちのもとへ返ってくる。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・降った雪が溶けて、山や森の地面にしみ出す。それが集まって流れることで川になる。

・水がないと、きのこや色々な葉ができなくなる。

・あずみの3つのダムが壊れたら、人間が死んでしまう。

・「最後の川を汚すとき、最後の魚を食べるとき、人間はやっと気づくだろう、お金は食べられないことに」という言葉が印象に残った。

・海にいる魚よりプラスチックの方が重い。


2 先生方の感想、要望等

・川があることが当たり前だった子どもたちに写真を中心にした興味を惹くスライドで川は自然が作った素晴らしい産物だということが伝わったように思います。また、人としての生き方と環境教育を関連付けながらのお話は川に対する見方が変わるものだったのではないかと感じました。いつもはノートをあまりとらない子も熱心にメモをとっていて、小峰さんの話し方、内容が心に響くものがあったのだと思います。とてもおもしろくて、熱いお話をありがとうございました。