水殿ダムラフトピクニック②

授 業 名 水殿ダムラフトピクニック②

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立梓川小学校
実施学年、学級

参加人数

4年2組 34人
担当者 担任
実施日(期間) 令和6年9月19日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 ・水殿ダム湖でボートに乗り、パドルの漕ぎ方を教わる。
・水殿ダム湖に飛び込んだり、浮いたりしながら自然を楽しむ。
・水殿ダム湖に流れている水の源流をたしかめたり、川遊びをしたりする。
実施状況
(授業風景)
・ライフジャケット、ヘルメットの正しい着用の仕方を教えていただきました。また、正しく着用できていれば安全に活動ができることも話してくださり、子どもたちも安心したようでした。
・パドルの使い方や、どのようにすればボートが前進したり、向きをかえることができるのか教えていただき、練習をしました。

・ボートでダムを横断し、梓川の源流である場所へ上陸しました。水殿ダムができた経緯や、ダム周辺の自然についても教えていただきました。

・ボートで競争をしたり、ボートからダムの中へ入ったりしてダム湖で水遊びをしました。

 

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・実際にダムをボートに乗って横切ったり、ダム湖に入ったりすることを通し
て、ダムの大きさや深さを体感することができました。ダムを作るために村が
一つなくなってしまったことや、ダムの底には家やお墓がある話を聞いて、当
時この地域に住んでいた人たちへの思いにも目を向けて考えていました。

2 先生方の感想、要望等

ダムに入ったり、ゴムボートに乗ったりとほとんどの児童が初めて体験することばかりで、どの子も楽しみながらダムのことについて学習することができているようでした。一方で、一つの村を無くしてまでもダムを作ったことや、ダムを作ったことで自然や動物たちには大きな負荷がかかっていることについても教えていただきました。「私たちは自然に生かされている」という感想を持った児童もおり、自分たちの暮らしの便利さは、自然環境の犠牲の上に成り立っていることに気が付き、自分自身の生活の仕方についても見つめなおしていました。