上高地源流見学②

授 業 名 上高地源流見学②

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年 31名
担当者 担任
実施日(期間) 2021年10月28日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 梓川の源流と同等な上高地の清水川の源流や水殿ダムの見学を通して、身近な梓川の源流が上高地にあることを知る。また、同じ川でも、それぞれの場所で、流れや色、ゴミの有無、生物などに違いがあることに気付き、梓川への愛着を深め、環境保全の意識を高める。
実施状況
(授業風景)
はじめは水殿ダムでダムの役割について教わった。ダムでは水力発電を行っており、東京に送られていることやダムに水をためて川の水量を調節し、下流が氾濫しないように町を守っていることを知った。

上高地に着き、波田の町とは違う気温や空気を感じ、楽しく歩き進めた。途中でウエストン碑に寄り、上高地の歴史をガイドさんから教えていただいた。

河原まで降り、実際に川の水温を確かめたり、河原の石や砂に触れたりしながら、下流の梓川とは違う様子を感じ取っていた。川の色や鮮やかな紅葉、雪が降り積もった雪山に感動しながら、上流へ向かって歩いた。

清水川の透明さに驚き、川の水をくんだり、飲んでみたりして、上高地の川のすばらしさを体全体で感じ取った。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・今までさわっていた砂よりもとてもさらさらでおどろきました。

・川は流れの速いところと遅いところがあった。すごく冷たくて、川に太陽が当たると反射してまぶしかった。いつもの川よりきれいだった。

・川の水の色は深さによって、違います。水が深かったら、水色になり、浅かったら茶色になります。石が黒色だったら、水の色は緑色になります。このように、水の色は深さや石の色によって、水の色は違くなります。

・上高地は今も昔もすごく大切にされている。ゴミを流したり、植物をむやみにとったりしてはいけない。

・ダムで電気を作っていたなんて知らなかった。


2 先生方の感想、要望等

・現地のガイドさんのお話を通して、子どもたちは自然の素晴らしさを体感するとても貴重な機会となった。私たちの町にはこんなに素晴らしい場所があるということを誇りに持ち、梓川、波田の町を大切にしていく思いをもつことができたように思う。このような経験を子どもたちにさせることができ、感謝いたします。