川中に学ぶ

授 業 名 川中に学ぶ

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名  塩尻市立楢川小中学校
実施学年、学級

参加人数

 4~8年生、保護者、職員 合計30人
担当者  担任
実施日(期間) 令和4年7月9日
講師名  合同会社リトルピークス
実施概要 身近な川に親しみ、そこには水生昆虫等の生き物が生活していることを採取・観察を通して学ぶ。

実施場所 楢川小中学校付近の奈良井川

実施状況
(授業風景)
①8:30~9:30「私たちの奈良井川」を知ろう。

「川にはどんな役割があるの?川にはどんな生き物がいるの?川はどこが危険なの?」というテーマで屋内で川についての様々を学びました。

奈良井川の水源である「茶臼山」から梓川と合流して犀川になるところまでの水の旅をスライドで見ながら、水の大切さや、川の危険なところがどこにあるのか?環境を守るということがどういうことなのかを学びました。

②9:40~10:20 生きた川で学ぶ

場所:橋戸沢合流地点

川の危険と安全確保について

・川の流れの特性を知り、身の守り方を学びました。

・川の楽しさを学ぶ

ライフジャケットを着用して川流れ体験をしました。

・水生昆虫や、魚を採取してみました。

イワナの稚魚・カジカ・ヘビトンボ等きれいな川に住む生物をたくさん見つけることができました。

③10:40~11:40 川で生物観察・リバーウォーク

場所:橋戸沢合流地点より上流部

沢をさかのぼり、沢遊びの楽しさを学びました。

瀬を流れて下ってみたり、みんなの体でダムを作ってみたり、身近な川を十分に遊びきりました。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

〇川には危険がたくさんだったけど、川の中で学んで、どういう体勢だと危険を避けたりできるかわかってよかったです。

初めての川の中にカジカやものすごく小さい生き物とかが住んでいることを知りました。

〇川の危険性について、振り返れました。初めてウエットスーツを着たけど、うまく着れました。川でも違和感なく泳ぐことができました、

〇川のどこがどんなふうに危険なのか今まで全山知らなかったけど、今回説明してもらって、どのようなことが原因で川でなくなってしまう人がいるのかがわかりました。

〇奈良井川にたくさんのごみが捨てられていることが分かったから奈良井川をもっと大切にしたいです。

〇人が自然によくないことをしていることを知りました。そして奈良井川のことをもっと知れました。

2 先生方の感想、要望等

〇川を汚しているのは大人というメッセージはその通りだと思いました。子どもの時にそのことを学んでいれば川を汚す大人にならないと思いました。

〇安全に安心して川に入ることができました。川の危ない面・優しい面の両面をわかりやすくユーモアも交え、そして専門的に教えていただき本当にありがたかったです。

大人でも楽しいこの活動は、子どもにとって生きている喜びを実感できた素晴らしい体験になったと思います。