上高地から流れる梓川の水利用と探検学習③

授 業 名 上高地から流れる梓川の水利用と探検学習③

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年3組 30人
担当者 担任
実施日(期間) 令和6年9月13日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 ○身近な梓川の源流が上高地にあることを知る。
○同じ川でも、流れの違いや色に違いがあることに気づき、川への愛情を深める。
実施状況
(授業風景)
○水殿ダムで説明を受ける
梓川が上高地にたどり着くまでに3つあるダムのうちの1つである水殿ダムについて説明を受けた。ダムができたおかげで、発電ができたり、水害がへったりした一方で、鮭はのぼってこれなくなってしまった。メリット、デメリットの両面を知る必要性をしった。

○梓川にふれる
河原で梓川の水に触れた。梓川の水はとても冷たく透明で、掬ってもあるのかわからないほどだとつぶやく子がいた。
梓川の水が青く見えるのは、底の砂が白いからだと教えてもらった。

○清水川にふれる
清水川の水は、梓川の水よりもより冷たく、少し入れただけでも手が凍りそうなほどであることに気づいた。これは、清水川が湧き出て間もないからだということがわかった。

○清水川のはじまりを探しに行く
川をさかのぼり、清水川が湧き出ている場所を探した。耳を澄ませて川の音を聞くと、流れる音がだんだんと小さくなり、ある場所では聞こえなくなったことに気づいた。ここが川の始まりであることを教えてもらった。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・上高地の水はとても冷たくて、青色がきれいでした。
・険しい山がたくさんあって、登ってみたいと思いました。
・初めて上高地に行ったけど、有名なカッパ橋を通ったり、いろんな川のことが知れてうれしかったです。
・自然が豊かな上高地が残せるように、自分たちができることをちゃんとやりたいと思いました。

2 先生方の感想、要望等

バスの中から、上高地と波田の間を流れる川やダムについて教えていただき、この川が普段見ている梓川につながっているのだと実感しながら見学することができた。子どものつぶやきを拾って説明してくれたり、質問に快く答えていただいたりしたおかげで、多くの学びが得られ、充実した社会科見学になった。私自身も、子ども達と上高地の魅力に触れながら、楽しむことができた。