梓川の昔を知ろう 『知ろう!遊ぼう!ふるさと波田』

授 業 名 梓川の昔を知ろう

『知ろう!遊ぼう!ふるさと波田』  ~梓川を通して~

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

5年4組(29名)
担当者 学級担任
実施日 1月29日(金)
講師名  波多腰 忠行 (波田在住、元中学校教諭)
実施概要 (1)梓川扇状地の地形(河岸段丘)を地図に色分けしてぬりながら理解し、自分の住んでいる場所を知る。

(2)梓川扇状地波田面の地質(火山灰)を顕微鏡で観察し、鉱物などが自分たちの住んでいる地質にあることを知り、自分たちの郷土に興味や関心をもつ。

実施状況
(授業風景)
 

①梓川扇状地の地形を知る

知ろう遊ぼう実験4

 

②河岸段丘という言葉を知り、河岸段丘の面に色をぬりながら、理解する

知ろう遊ぼう実験1

③波田面火山灰を水で練る

知ろう遊ぼう実験2

実施状況
(授業風景)
④火山灰を椀がけし、いらない土を除き鉱物を取り出す出す。

mH28.p6.1

⑤顕微鏡で鉱物を観察する

知ろう遊ぼう実験3

授業について 記 入 者  学級担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・波多腰先生の話を聞いて、図にもあるように梓川に向かって段々になっていることを知った。坂になっていることは知っていたけれど、このように(波田面、森口面、上海渡面、押出面)なっていることは知らなかった。パソコンでの調べ学習でもなかったので、人の話を聞くことは大事だと思った。

・自分の住んでいるところは、中波田に家があるから波田面で、高い方の段丘に住んでいたことを初めて知りました。赤土の実験では、赤土の中はサラサラだと思ったけれど、中は透明色や黄色、オリーブ色したキラキラ光る鉱物がたくさんありびっくりしました。

・昔の梓川のことをいっぱい知れたのでよかったです。初めて知ったことが多くありました。今日の勉強は少し難しかったけど、楽しかったです。波田はまだまだ知らないことがあるのでもっと波田のことを知りたいです。

2 担任の感想

「梓川の水域(上流のダムのこと)」「梓川の歴史」「梓川の生き物」についてもっと調べていきたいという気持ちをもった子ども達に、今回は「昔の梓川を地理学と地質学の面」から教えて頂いた。5年生には多少難しい内容かと思ったが、子ども達はよく話を聞いて、自分の住んでいる場所がどんなところか知ることによりもっと知ってみたいと興味をもてたことが大変よかった。ふるさと(郷土)に目を向けるきっかけをいくつも体験でき、また来年度も続けて活動していきたいという気持ちをもっていることが嬉しい。