木のことを知ろう ~木と仲良くなろう~

授 業 名 木のことを知ろう ~木と仲良くなろう~

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名  松本市立旭町小学校
実施学年、学級

参加人数

 5年生 29名
担当者  担任
実施日(期間) 令和4年7月15日
講師名 株式会社柳澤林業
実施概要 ・ヤマト牧場までの森の中を歩きながら、植物や木についての説明をしていただいた。

・赤松の松枯れについてお話をしていただいた。

・制作のヒントになる、工場の様子を見せていただいた。

・ヤマトとのふれあいを行った。

実施状況
(授業風景)
森の中に生えているウルシやヌルデなど触るとかぶれる植物について説明を受けている。

森の中で植物に関するクイズを出してもらい、自分たちの目で見つけて答えを探したりしていた。

木の年輪についての説明を受けたり、木の特徴について説明を受けたりしている。

年輪の数え方について教えてもらい、実際に木の年を数えてみた。

 

枯れてしまっている赤松を見ながら、松くい虫やカミキリムシについて教えてもらい、

松枯れは森に新しい木が生えるために必要な作用であることや木を利用することの大切さを教えてもらった。

キツツキが空けた穴のせいで、木の中が空洞になっていることも教えていただいた。

制作をヒントになる木工作品を工場で見せてもらったり、馬のヤマトと触れ合ったりした。

 

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・木の年輪を見せてもらって、木は大きく成長するまでに、何年も何十年もかかることが分かった。木を無駄にしないように大切に使いたい。

・松枯れは悪いことばかりだと思っていたけど、木が枯れて森の栄養になってまた新しい木が育つので、悪いことばかりではないということを初めて知った。

・木を適度に利用しながら自然を守っていきたい。

2 先生方の感想、要望等

森の中に入り、実際に触ったり、においをかいでみたり、食べてみたりしながら、森の植物について教えていただいた。子どもたちは体験を通して学ぶことができ、とても良い顔をしていた。木についても年輪の話や松枯れの話、森にある木の利用の話などしていただいたことで、子どもたちの木に対する考え方やイメージを膨らませていただいた。また、最後に、工場を見せていただいたことで、自分たちの作りたいもののイメージが広がったり、膨らんだりした様子が見られた。次回は、自分たちの作りたいものに合う木や木の性質など詳しく教えていただきたい。