寿小学校 里山体験学習②

授 業 名 寿小学校 里山体験学習②

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立寿小学校
実施学年、学級

参加人数

5学年 Bグループ 51人
担当者 担任
実施日(期間) 令和6年10月4日
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 ・森の働きの説明
・山の仕事の説明
・ノコギリで丸太を切って名札づくり
・キノコ汁を食べる
実施状況
(授業風景)
○森の働きの説明
雨天のため、校内での学習に変更となってしまいましたが、たくさんの講師の方にそれぞれの視点で山についてお話をいただき、勉強することができました。森で育った木は、燃料になったり、家具になったり、食料が育ったりと自分たちの身の回りには森で育った木がたくさん使われていることがわかりました。また、森には空気を守ったり、動物や虫たちの家の役割を果たしたりしていることを知り、森を大切にしていかないといけないという気持ちを持つことができました

〇山の仕事の説明
柳沢林業さんに山での仕事についてお話を聞いたり、実際に仕事で使用する道具を見せていただいたりしました。チェーンソーや斧など木を切り倒すときに使う道具に、普段目にすることのない子どもたちは興味津々でした。

〇ノコギリで丸太を切って名札づくり
用意していただいた丸太を2cmほどに切りました。多くの大人の方に手伝ってもらいながらなんとか切ることができました。最初は苦戦していた子どもも、慣れるとだんだん手際よく切ることができていました。子どもたちからは「思ったより難しかった。」「きれいに切れて嬉しい。」といった声が聞こえてきました。切り終わり、やすりで擦った後は各教室に戻りマッキーで文字を書いたり、模様を書いたりしました。名札が完成すると嬉しそうに、すぐに付けて友だちと見せ合っていました。

〇キノコ汁を食べる
寿さと山くらぶの方々にキノコ汁を作っていただき、お昼にいただきました。普段キノコが嫌いという子も「おいしい。」といって食べていました。おかわりをする子もたくさんおり、山の幸を堪能することができました。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等
・山の木が自分たちの住む町を守っていることをどうやって守っているかまで知ることができた。山の木を大切にしていかなくてはいけないと思った。
・いろいろなのこぎりがあることが分かった。また実際に切ってみると大変だった。でもさと山クラブの方が切ってくれると、すごく速くきれいに切っていた。

2 先生方の感想、要望等
校内での活動になってしまったがとても残念でしたが、その中でも工夫して子どもたちに山の大切さを伝えて頂けたとても良い機会だったと思います。大勢の地域の方がこの行事にお手伝いに来ていただいていることを考えると地域でも里山を大切にしている、ということが子どもたちにも伝わったように思います。
今後もこのような活動が続いていけるとよいのですが、バス代等各家庭に負担していただくのは難しく、補助をいただくとなるとその手続きが煩雑で、学校職員にとっては負担増となっています。何とかこの地域とのつながりを感じられる行事を続けていけるように、補助に関わる手続きの簡略化をお願いしたいところです。