ぬかくどご飯の炊きだしほか、自然観察

授 業 名 ぬかくどご飯の炊きだしほか、自然観察
実施学校名 会田中学校
実施学年、クラス

参加人数

1学年(33名)
担当(教諭) 担任
実施日(期間) 11月13日(火)
協力団体名 信州ふるさとづくり応援団安曇野支部
実施概要 ぬかくど釜のしくみ、ぬかくどご飯の炊き方を学習し、炊き出しを行った。また、マツクイムシについての講義を聞き、マツクイムシの被害拡大を防ぐのに有効とされるアカゲラの巣箱を設置した。
実施状況 (授業風景)
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① 燃料の籾を調節しながら入れました。籾を燃料にしているので、火が大きくならず火力調節が簡単でした。

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② 炊きあがった米を手分けして塩味をつけながらおにぎりをつくります。

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③ 炊きあげている時間に、マツクイムシについて講義をしていただいたり、実際に里山にアカゲラが入る巣箱を取り付けたりしました。

 

 

授業について

記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

○ 「ぬかくどご飯体験」

・まきとは違い、火の調節がいらず、勝手に「始めちょろちょろ中ぱっぱ」ができることが分かった。また、もみの灰も捨てることがなく、田の肥料になったりして究極なエコ田と思った。昔の人の知恵はすごいと思った。いつも家で食べている炊飯器で炊くご飯よりもおいしかった。炊くとき、火が強くなったり弱くなったりしていてすごかった。

・「だるまストーブのようなかまど」を組み立て方が分かってよかった。燃えると下にもみ殻が落ちていくのがすごいと思った。

○「マツクイムシの話」

・きつつき(アカゲラ)はマツクイムシを食べることが分かった。いつかは(アカマツの)松枯れがなくなるといいと思った。炭をまくのはエコになり、森を守ってくれるので無だにしたくないです。

・四賀でやろうとしているヘリコプターで(の農薬類をまくマツクイムシ対策)なく、自然に鳥がやってくれる方法があるなら、そちらの方がよいと思った。

・わたしたちもできることがあればやりたい。また、いろいろなことを知りたい。

2 先生方の感想、要望等

・ぬかくどご飯が災害のときなどの炊き出しに役立つことを学べた。また、籾殻がエコな燃料であることにも気づけてよい環境教育となった。

・マツクイムシの学習から、アカゲラの巣箱をこれから設置していきたいという感想があり、来年度以降の里山学習にもつながると思った。