4の4 ツリーハウスプロジェクト

授 業 名 4の4 ツリーハウスプロジェクト

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立島内小学校
実施学年、学級

参加人数

4年 29名
担当者 担任
実施日(期間) 2019年5月15日 10:50~12:25
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 ・一年間の計画を立てる。

・次回の活動の見通しをもつ。

・ツリーハウス周辺の環境整備。

実施状況
(授業風景)
 

今年度初めて鈴木さんと会い、「完成させるぞ!」と意気込みながら、鈴木さんの話しを聴く子どもたち。鈴木さんから、「今年は、どんな活動をしてみようか。」と質問されると、「手すりを作ってツリーハウスを完成させたい。」「ハンモックを作りたい。」「遊具で思い切り遊んだあと、全校のみんなにも遊んで欲しい。」など様々な意見が出ました。すると、鈴木さんから「みんな良い考え持ってるね。そしたら、まずはツリーハウスを完成させて、全校や地域の方を呼びたいんだね。あと、ひとつ、みんなに知ってもらいたいことが、去年の工事で、このモミジの木は少し弱ってきてしまってるってこと。枝の端が少し枯れてきてしまっているよね。今年度も‘木に優しく’を大切に活動していけたらいいな。」鈴木さんの言葉に、少し驚く子どもたち。確かに、枝の先には葉がありませんでした。「木に負担にならないように、遊べるようにしなきゃね。」と何人もの子どもたちが、話している姿が印象的でした。今日の活動内容を子どもたちに聞くと、「草がたくさん生えてきているから、草取りやりたい。」との声が。屋根を作る話も以前出ていたので、屋根を作るための支柱と手すりの木材を切るチームと、草取りチームの二つに分かれて活動をしました。

木に挨拶をしたあと、早速活動に移りました。久しぶりの電動ドリルやのこぎりに、初めのうちは戸惑う子どもたちもいましたが、次第に自身をもって使っている姿がうかがえました。草取りのチームの子どもたちも、「先生!ここすごくきれいになったよ!」とツリーハウスを使えるようにということを念頭に置きながら、一生懸命活動していました。

講師の鈴木さん、桐原さん、百瀬さんにも「お!頑張っているね。」など、たくさんの励ましの言葉をいただいたこともあり、張り切って活動しているようすがありました。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・昨年度に引き続き、「木に優しい」ということを改めて実感した時間となりました。枯れた枝を見た時は、「ハッ」とした表情を浮かべた子どもたちが多くおり、改めて、木のために、木のおかげで自分たちが楽しませてもらっている、という思いが一層強くなったように感じました。


2 先生方の感想、要望等

・事前の打ち合わせで、子どもたちがどのような思い出今年度活動したいと思っているのか、講師の先生方にお話をしてありました。そのこともあり、当日、子どもたちの意見を上手に汲み取っていただきながら、話しをすることができました。意欲的に活動に取り組むことができたと思います。