木材の活用法

授 業 名 木材の活用法
実施学校名   松本市立源池小学校
実施学年、学級

参加人数

 4学年1クラス 28名
担当者  担任
実施日(期間) 平成23年12月6日(火)
講師名 松本市林業士会  寿さと山くらぶ
実施概要 1  間伐による里山の保全と、間伐材の活用法について話しを聞き、木 の種類によって木材の性質が違うことを感じながら、木工工作を楽し みました。

2  間伐材である竹に穴をあけたり切ったりして、楽器を作製し、竹を 有効利用しました。

実施状況 (授業風景) mH23p53.1 mH23p53.2

mH23p53.3 mH23p53.4

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・1 本の竹から、楽器が作れることに感動していました。

・思ったより固い竹を切るのが大変だったようでした。一人でできないことも、友達と助け合って一つの楽器を作りあげることができました。

「竹ボラ」(竹の笛のようなもの)は、音を鳴らすのが大変で、音が鳴ったときは感動的だったようです。友だちと助け合って作った竹の楽器を使って、みんなで演奏できたことに喜びを感じていました。

・一つの楽器にとどまらず、いろんな楽器作りに挑戦している子どももいました。

・身近なもので、たくさんの楽器が作れることに喜びを感じていました。

 

授業について 記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・竹は、音がどういうふうになるのか疑問でしたが、笛、太鼓など、いろいろな音が出せると初めて知りました。

・切る作業がたいへんだったけど、友だちや里山クラブの人が助けてくれて、楽器が作れたのでよかったです。

2 先生方の感想、要望等

間伐材として伐採された竹ですが、太さや長さのちがう竹をたたいたり吹いたりすることで、楽器を作ることができるということに驚いていました。穴のあけ方や、切り方を工夫して、音を変えられることにも興味を持っていました。ただの「竹」だったものが、大事な楽器になったことがとてもよかったです。

身近なところから「音」を感じて欲しいという願いのもとに、音探しをしたり、音作りをしたりする活動をしてきました。実は、身近なところにあるもの(竹)でこんなにたくさんの「音」ができるんだということを、子どもたちは体で感じることができたと思います。普段の生活ではあまり触れる合うことのない「竹」と関わり、自然をもっと近くに感じることができたように思います。