神戸山遊び場改造計画⑤

授 業 名 神戸山遊び場改造計画⑤

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 諏訪市立四賀小学校
実施学年、学級

参加人数

5年 28名
担当者 担任
実施日(期間) 2019年11月20日(水) 13:10~15:00
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 ・遊具の設置を行いながらアドバイスをいただく。
実施状況
(授業風景)
ハンモックグループ

「木にどう結びつけたらいいのかな。不安定かな。」

「やっと自分たちで編んだハンモックがついた。包まれてるみたいで楽しい。」

「空や紅葉がきれい。右には景色が見えるね。」

 

ターザンロープグループ

「滑車を試したけれどロープが太かった。細いロープを張りなおしたら滑った。鈴木さんに番線の締め方でロープを張ってもらったらすべりやすくなった。」

 

平均台グループ

「誰かが立っても安全なようにしっかり固定しよう。木が傷つかないように。もって支えられるようにハンモックの網を木にはろう。」

安全面への気づき 自然環境や景観への配慮

ロープ張りグループほか

「ガムテープやいろんなところに張り巡らしたロープ・ひもは紅葉や景観を邪魔していないかな。」

「ロープやひもの耐久性は大丈夫かな。」

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・ハンモックグループは苦心してきたハンモックを張ることができ達成感を味わっていた。ハンモックで見上げた景色に紅葉や空のコントラストを味わっていた。ロープの結び方や固定の仕方がまだ不安定で自分で調節でききれないので身につけたい。

・展望台グループは滑車にこだわりを持ちながらも、ハンモックを完成させている。それを高所につけていきたいと願っているが間に合わなかった。こだわりは持ちながらも完成への手順を見通しながらやり遂げたという区切りをみつけてほしい。

・ターザンロープは一応の完成をみせたことで子どもの気持ちは高まっている。完成を区切りにはするも、もう少し調整したいと考えている。ロープをぴんと張る方法を考えてきたり、滑車を持ち込んできてくれたりしたことを感謝している。

・平均台グループは木の間に間伐材を縛り付けて立って歩けるようにできた。もっと広げたいし、その上にロープを張り伝い歩きできるようにハンモックを付けようと思っている。

2 先生方の感想、要望等

・全5回の鈴木さんによる講習が一区切りになった。全てが完成したわけではないが森に生きる知恵や工夫、専門家が大事にしていることにふれ、その価値を体感することができた。完成したグループも未完成のグループもやりたいことを見つけながら山を楽しんでいる。地域の里山で遊ぶ経験を手伝っていただいてありがたかった。

・12月になると霜が降り山に入りにくくなるので、11月中に何回か機会を作り、未完成でも子どもたちなりの区切りがつけられるようにしたい。

・また遊具ということで安全性や景観も改めて考え、最後に安全安心に立ち返って今後を見通したい。