自然素材を使って簡単工作
授 業 名 | 自然素材を使って簡単工作
【「信州環境カレッジ」補助事業】 |
実施学校名 | 松本市立菅野小学校 |
実施学年、学級
参加人数 |
2年 計100人 |
担当者 | 担任 |
実施日(期間) | 令和元年9月18日(水) |
講師名 | 特定非営利活動法人わおん |
実施概要 | 50年前創立当時に植えられた校庭の桜の木が、50周年を期に植え替えとなり、そのときに伐採された枝(自然素材)を利用して、キーホルダー作りを行った。 |
実施状況 (授業風景) |
はじめに、講師の山田さんより内容の説明をしていただきました。
「50歳の桜の木を、紙やすりを使ってきれいに磨くよ。」 聞いただけでは、イメージはわからないはずだからと早速輪切りを配り、 「裏と表で触った感じが違うから確かめて。」 五感を磨くことの大切さを伝えられました。 「ほんとだ、ぜんぜんちがう。」 「すべすべだ。」 手順を端的に説明していただき、紙やすりが配られると、夢中で磨き始めた子どもたちでした。 つるつるになるまで、磨き上げる子どもたちに、山田さんが「いいねえ。」「すごいね。」と声がけをされ、益々熱心に磨こうとする子どもたちでした。 「磨いていくと、木の香りが強くなるよ。」と山田さんが話されると、木の香りをかぎ、「ほんとだ。いいにおい。」 「木のにおいがする。」 と、さらに磨き上げようとする子どもたちでした。 最後に紐を通して出来上がりです。この紐を結ぶというのも、細かい作業なため、2年生には大変に感じる子も少なくありません。それでもブンブンゴマで紐を結んだ経験を生かしながらこちらも丁寧に仕上げました。
仕上がりに大満足で、講師の方と記念写真を最後に撮りました。早速、大事そうに持ち帰って行った子どもたちです。 |
授業について | 記 入 者 | 担任 |
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等
○紙やすりでみがくと、こんなにつるつるになるんだ。 ○紙やすりでみがくの面白い。 ○桜の木だから、記念にさくら描こう。 ○学校の桜なので、記念に学校のマーク(校章)描こう。 ○令和元年に作ったから、令和って描こう。 ○いい記念になった。 ○磨くのは大変だったけど、簡単にできたから楽しかった。
2 先生方の感想、要望等 ○学校の桜の枝という身近な自然素材を、輪切りに加工し、2年生の子どもたちでも簡単に工作の楽しさを味わえるように、2種類の紙やすりを準備していただけてありがたかったです。 ○ポスカや紐の準備も含め、手順もシンプルに1時間の授業の中で展開していただき、短い時間の中で十分楽しみながら学習することが出来ました。 ○丁寧に桜の木の輪切りや穴あけ、彩色用のポスカや紐などもご準備いただき、どのクラスも集中して学習に取り組めました。 ○身近な素材を活用しているため、興味も広がっていたこと、2種類の紙やすりで丁寧に磨いていくことで、手触りがどんどん変わっていくことを実感したり、木の香りを感じたりと自然の良さを工作活動を通して体感できるプログラムでした |