やさしい放射線の実験教室

授 業 名 やさしい放射線の実験教室
実施学校名 会田中学校
実施学年、学級

参加人数

3学年 32名
担当者 3学年担当職員
実施日(期間) 平成26年7月15日(火)
講師名 株式会社 環境技術センター

NPO地域づくり工房

実施概要 講義 ・放射線について,エネルギーについてなど

実験 ・放射線測定器を用いた測定実験(校舎内外各所の測定)

・軌跡の実験

実施状況 (授業風景) mH26p11.1

初めに宮澤先生より「放射線って何だろう」ということでパワーポイントを使いながらわかりやすくお話をいただきました。

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実験では放射線を目で見えるように用意をしていただき、観察をしました。放射線が目で見えることに生徒はびっくりしていました。

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放射線の測定をグループごとに行いました。外に出るグループ、学校内を調べるグループなど様々でしたが、身近にも放射線があることに驚いていた生徒も多くいました。

 

 

実施状況 (授業風景) mH26p12.1

調べてきた放射線の数値を校舎地図に貼り付け、感想、気づき、疑問について付箋に書き出しました。その後発表しあい、友の学びを共有する時間となりました。

授業について  記 入 者 3学年担当職員
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

○放射線が身近なところにもあることがわかりました。キャンプで昔使っていた道具にあるなどビックリしました。放射線は悪いだけでなく、品種改良などにも使われるので良い部分もあることがわかりました。

○放射線がいろいろな場面で使われているということを学びました。今まで放射線というのは害のあるものだけだと思っていたけれど、研究の役に立ったり、何かを創り上げるときに必要とされていたりすることを知りました。また、私たちの周りにも普段から様々な種類の放射性物質があることも学べました。

○自分たちの周りにも放射線が存在していてビックリしました。機械でいろんな場所を調べました。駐車場、石、草など・・・。「こんなに放射線があったんだ」と班のみんなでビックリしながら記録をしていきました。地震にあった福島の人達は、すごく不安な思いだったんだなとこの学習を通して学び、他人事ではないと思いました。

2 先生方の感想、要望等

放射線というとただただ危ないものという印象を受けている子どもたちでしたが、この学習を通して実際に身近に使われていること、放射線はどこにでもあるなど正しい知識を身につける機会になったのではないかと思います。放射線を今後どうしていくべきか、生徒達は考えなければいけないときがくるのではと感じます。その時に危険性も知りつつどう考えていくのかのきっかけをいただきました。

最後の意見交換の時間は非常に良かったので、さらに時間を増やしてもらえるとありがたいです。