林中に学ぶ

授 業 名 林中に学ぶ

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 塩尻市立楢川小中学校
実施学年、学級

参加人数

1~6年生 13人
担当者 担任
実施日(期間) 令和6年8月6日
講師名 信州やがいたいけん楽校ぷらす
実施概要 自然に囲まれた本校周辺の近くの森や林に親しみ、わたしたちの命を支える植物の営みや生活を豊かにするための資源が身近にあることを知る。
・木、自然を様々な角度から学び、体験の中で感覚的に自然を理解する。
・ならかわの自然の豊かさを体験する。
・人と火の繋がりを体験、体感する。
実施状況
(授業風景)
7:30 準備
8:30~8:40 始めの会
・身の回りの植物や樹木のはたらき。
・自然に囲まれてかんじながらくらすことについて。
自然についての概要を学んだ
8:40~9:00アイスブレイク
じゃんけんゲームやフラフープを使ってアイスブレイクを行った。
9:00~10:00 ネイチャーゲーム
2つのグループに分かれてネイチャーゲームを体験した

・自然の中にある様々な「形」を探し集める。
・葉っぱや石、蔓、枝などを分類してみる。

・目をつむり、自然を感じながら歩く。

・自然の中に身を委ね、心地よさを体験する。

10:30~11:30 火起こし体験

・人類と「火」とのかかわりの歴史、火の使い方、人間は火をどのように使ってきたかについて話を聞く。
・火の元となる素材について学ぶ。(木材、重油、木炭、石炭など)

・火の起こし方について学ぶ。
・講師が火打石で火を起こす様子に注目する子どもたち。「ぼくたちもはやく火を起こしてみたい」

・木と木の摩擦により火を起こす体験に挑戦。
・一度成功しても、何度も何度も火おこしをする子たち

・慣れてきた子たちは、小さな火種をとても大事に扱うようになりました。

11:30~11:40 燻製試食

11:40~  終わりの会

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

〇火起こし体験の中で、最初は火を怖がっていた子どもたちが、何度も火を起こす中で、少しずつ火に近づいていく子供の姿が印象的であった。小さな火種を消さないように、顔を近づけ丁寧に空気を送っていた。
〇参加した保護者は「日頃の生活に追われているが、こうしてゆっくり自然を楽しむ機会が得られてよかった」「遠くにお出かけなどしなくても、身近な自然で十分に満足できる体験ができることに気づいた。」との声が聞かれた。

2 先生方の感想、要望等

真夏の実施であったが、風さわやかで心地よい空気の中で実施できた。楢川は大変自然豊かな地域で、自然を感じながら暮らせる場所であることを改めて感じたのではないだろうか。小さいうちから、地元の自然に無理なく親しむことは、故郷への愛着を育むことにつながると感じた。