マイ箸づくり
授 業 名 | マイ箸づくり |
実施学校名 | 菅野小学校 |
実施学年、クラス
参加人数 |
5学年 1学級 28名 |
担当(教諭) | 5年1組 担任 |
実施日(期間) | 10月12日(金) |
協力団体名 | 寿かんなの会 |
実施概要 | 1 檜や箸の歴史、道具の使い方を講師の話から学んだ。
2 1本の檜の角材を肥後ナイフや鉋で削り、最後に鋸で切り、世界にひとつだけのマイ箸を作った。 |
実施状況 (授業風景) | 檜や箸の歴史のお話を聞く
肥後ナイフで1本の長い檜を削る 手が痛くなってきたけれどがんばろう。 鉋って便利だね。
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実施状況 (授業風景) | 鋸で1本を1膳へ
この辺で切ればちょうどいいかな。箸の完成まであとちょっと。 |
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授業について | 記 入 者 | 5年1組 担任 |
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等
・箸を作るのはとても大変だった。つるつるにするには道具を使わないとできない。自分でもいろいろな物を作ってみたい。 ・鉋や肥後ナイフを初めて使ってみて便利な物だなと思った。昔から使われている道具がこんなに便利なんだとびっくりした。 ・檜はこわれにくいし、くさらない。自然の物を大切にしたい。機械は何も使っていないけれど、鉋と肥後ナイフだけできれいに削れてびっくりした。 ・マイ箸を作っただけで、手に豆ができたからびっくりした。今は機械かもしれないけれど、手でやることも大切だと思った。 ・檜を使い、四角い長い棒が箸になってびっくりした。気持ちを込めて作った箸なので大事にいつまでも使いたい。職人さんたちも気持ちを込めて作っているということが改めて分かった。 ・大切な木を使って作った箸だから大切にしようと思った。箸以外の物も大切にしたい。 2 先生方の感想、要望等 児童が自分の手で確かめたり、どこを削ればいいか、どこを切ればいいか等を考えたりしながら取り組めました。また、児童が安全に作業できるように道具を整え、道具の使い方をひとりひとりに丁寧に教えていただきました。児童の様子を見ていて、必要な時に必要な道具を与え、必要な時間を確保していただいたので、どの子も世界にひとつだけのマイ箸を作り上げる事ができ、とても満足していました。収穫祭や家庭科の調理の時には全員がマイ箸を持参し、檜の香りを楽しんだり、箸のでき具合を見合ったりして使いました。今でも家庭で食事をする時に使用している児童もいます。自然の物の良さや手作りの良さを感じ、物を大切にする気持ちが持てたと思います。 |