自然素材で簡単工作①

授 業 名 自然素材を使って簡単工作

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

4年 36名
担当者 担任
実施日(期間) 令和2年10月5日(月)
講師名  特定非営利活動法人わおん
実施概要 学校の図工室にて、講師の先生方から説明を受けながら、自然の木の枝をのこぎりで輪切りに切った。その後、輪切り上の木を、それぞれで加工し、ぶんぶんゴマやマグネットを作成した。
実施状況
(授業風景)
・木の種類やそれぞれの木の特徴を聞き、その後、木を輪切りに切る方法についての説明を受けている。

・切り方の説明を聞いたあと、仲間と協力し合いながら、様々な種類の木を切っていく様子。

輪切りに切った木を加工するための方法を教えていただいている。主には、錐の使い方やぶんぶんゴマが回り易くなるための工夫の説明を受ける。

・ぶんぶんゴマを作るため、輪切りに切った木へ、2人で協力し錐で穴を 開けていく様子。

 

授業について 記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・最初は木を切るのは大変じゃないだろうと思っていましたが、自分たちだけ切るとすごく大変だということが分かりました。でも、講師の先生がいろいろと教えてくれたので、コツをつかむことができました。

・錐を初めて使ったけど楽しかったです。錐の先が熱くなっていたので、昔の人はこうやって火を起こしていたのかなと思いました。

・木を切るのは大変だったけど、以前の授業で切った木とは違って、手応えがあったので楽しかったです。

・2時間もあった授業なのに、すごく早く終わってしまいました。それだけ集中していたのかなと思いました。それは、今までの図工の中で「一番楽しかったなぁ」という思いを持ったからかも知れません。

・今回の工作は今まで扱ってきた柔らかい木と比べ、とても固く切りづらかったです。なので、これからもたくさんの木を切ったりして、自然への関心を深めたいなぁと思いました。本当に楽しかったです。

2 先生方の感想、要望等

・今回は学校職員ではない先生を迎え入れ、さらには子どもたちにとっては興味関心が深い自然素材ということで、子どもたちは事前から大きな期待を抱いていた。その期待通りに授業は進み、普段の授業では味わえない自然の木を切る体験に心は弾み、なかなか切れない木に悪戦苦闘するが、二人で協力し何とか切ってやろうと子どもたちの目は輝いていた。講師の先生方の話にも夢中になり聞いていた。専門の先生であり、知識が豊富なためどんどん子どもの疑問に答えていく。そういった姿に子どもたちは惹かれ、より関心を持って取り組む姿があった。また、教師とは違った目線で子どもたちと接していただいたので、子どもたちにとって関わりやすい先生方であったと感じる。子どもたちにとって、講師の先生方との関わりを通して、また活動を通して、いずれからも自然を学ぶよい機会となった。