山中に学ぶ
授 業 名 | 山中に学ぶ
【「信州環境カレッジ」補助事業】 |
実施学校名 | 塩尻市立楢川小中学校 |
実施学年、学級
参加人数 |
7年9名、職員4名 |
担当者 | 担任 |
実施日(期間) | 2023年7月5日 |
講師名 | 合同会社リトルピークス |
実施概要 | 乗鞍岳での自然体験や登山を通じて以下のことを学ぶ。 ①山登りのケガをしない安全な歩き方や、状況判断。 ②高山地帯の自然観察。 ③直面している課題や環境を保全する取り組みについて学び、地球温暖化や生物多様性を身近な問題として、自然への関心と環境行動の変化につなげていくこと。 |
実施状況 (授業風景) |
①8:20~9:15 乗鞍高原の成り立ちや植物の特性・歴史を知ろう。 乗鞍高原が乗鞍岳の噴火で流出した溶岩でできていることや、山岳信仰の山であることなど、乗鞍岳の成り立ちや歴史についてバス内でガイドの小峰さんからレクチャーを受けました。クマの生態や、雷鳥の生態など乗鞍に生きる動物の生態についても学びました。 ②9:30~10:00 乗鞍肩の小屋口バス停から片の小屋
いつどんな植物をどんな動物が食べているかなど教えてもらいました。クマは冬眠明けにわざとおなかの中をきれいにするために食べる植物があることなどとても興味深く聞くことができました。
③10:00~11:00 肩の小屋から山頂へ
④11:00 山頂到着
④11:10~12:00 山頂~肩の小屋へ ⑤12:30~13:00 肩の小屋~肩の小屋口へ 帰りには、大雪渓で、安全に降りる方法や、楽しく滑って降りるコツを学びました。最後には全員で雪合戦を楽しみました。 ⑥14:30~14:40 牛留の池で自然観察 |
授業について | 記 入 者 |
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等
〇登り方はどんな登り方がいいか工夫して頑張ることができたと思います。山で下ってくるときには登ってくる人がいたら、山側によけるなどのルールも学ぶことができました。 〇登山の時は、足裏全体で地面に着地することや、上りの時はかかとから踏み出す、下りの時はつま先から踏み出すなど山を登るときの歩き方を教えていただきました。山を登っていくとだんだん高くなってとても怖かったし、落ちたりしないかと心配だったけど無事帰ってくることができてよかったです。小峰さんのガイドがとても分かりやすく楽しみながら登山をすることができました。 〇登山では水の飲み方や歩き方 息の吐き方などを学ぶことができたし、高山植物のことや、名前などをガイドさんから教えてもらって 山のことを学ぶのができたので良かったです。 〇自然体験学習を通して学んだことは、乗鞍の自然のことや、イワナのさばき方など学ぶことができました。その中でも、イワナのことは、それに合わせて乗鞍の川に住んでいる生き物のことなどが学べて乗鞍のことをよく知ることができました。 〇自然が破壊されているとよく言われていますが、現代は人が里山の管理をしなくなっているので、自然に人々が今負けていることを教えていただきました。 〇長野県にこんな魅力的でいいところがあるんだなと思った。山では高山植物が踏まれないように大切に保護されているということを知りました。自然の素晴らしさと大切さがよく分かりました。 〇自然体験学習を通して、私は友達と思いやりや協力するということがどんなことかわかり、しっかり学ぶことができました。このことをこれからの学校生活などで生かしていきたいです。 2 先生方の感想、要望等
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