行ってみよう上高地 2.水辺

行ってみよう上高地 2.水辺

授 業 名 行ってみよう上高地 2.水辺

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立安曇小学校
実施学年、学級

参加人数

1・2年 5名
担当者 担任
実施日(期間) 2020年9月9日
講師名 川の自然と文化研究会(NPO)
実施概要 学区である上高地で、梓川の水生生物の観察を行うことを通して、上高地の豊かな自然に親しみ、良さや面白さを感じる。
実施状況
(授業風景)
車を帝国ホテルの前辺りで降り、10分程歩いた。田代池周辺に到着し、講師

の先生方にあいさつをした。川に入る身支度等を済ませ、講師の先生方から川に住んでいる昆虫の採集の仕方を教わった。子どもたちは、興味津々でその様子を覗き込み、「あ!小さな虫がいるよ!」「すご~い!」などと声を上げていた。

実際に自分で昆虫を探すときには、最初のうちは中々見つけられなかったが、講師の先生方の支援のおかげで徐々に見つけられるようになった。

川の水が冷たかったため、休憩を挟んで行った。講師の先生から事前にいただいていた水辺の生物の一覧表を用いて、田代池周辺に住む水辺の生物の説明をして下さった。

採集した昆虫を集め、最後に見分け方などを教えていただいた。教えていただいた後、子どもが「カゲロウにはしっぽが2本のやつと3本のやつがいるんだ・・・」とつぶやいた。「先生、知ってた?私、知らなかったよ。メモしておこう。」と新たな発見を喜んでいる様子だった。

最後に短時間ではあったが、まとめの会を行った。子どもたちは、「水に入って石をひっくり返して虫を見つけられたのが嬉しかった。」という感想が多かった。前回の上高地学習では、水は触るだけだったので、今回川に入れたのが嬉しかったようだ。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・川で石をひっくり返したら色々な虫が見つけられてよかった。(1年Aさん)

・重たい石を持って小さい虫とか色々な虫がいて、見ることができてよかった。(1年Bさん)

・ゲンゴロウは飛べるんだなと初めて知った。(2年Cさん)

・カゲロウには、しっぽが2本と3本のがいるんだなと初めて知った。(2年Dさん)

・カゲロウやカワゲラは子どもだけど、ゲンゴロウは大人(成虫)なんだなと初めて知った。(2年Eさん)

2 先生方の感想、要望等

今年度2回目の上高地学習だった。今回は水辺の生物を観察したが、川の水が冷たかったため、長く入っていられないのではと思った。しかし、講師の先生方が最初に昆虫の捕り方を教えてくださったとき、子どもたちは「やってみたい!」という気持ちになったようで、積極的に昆虫探しを行うことができた。子どもの問いかけにも、子どもに寄り添った回答をして下さりよかった。