森の遊び場作り2年目

授 業 名 森の遊び場作り2年目

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 諏訪市立四賀小学校
実施学年、学級

参加人数

6年 28名
担当者 担任
実施日(期間) 2020年8月21日
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 昨年作成した、森の遊び場を、さらによりよい遊び場にするために、自分たちが考えた案をプレゼンテーションをする。

そして鈴木さんにアドバイスをもらって、次回から動き始められるようにする。

実施状況(授業風景)

昨年度と同じように、いつもの集合場所に集まりました。久しぶりに鈴木さんとお会いし、子どもたちもうれしそうでした。また、これからプレゼンテーションをおこなうということで、鈴木さんにどんなことを言われるのかと、ちょっと緊張している様子もありました。

さあ、神戸山に登りいよいよプレゼンテーションです。昨年度作成した遊具の前に来て、今年度はこの遊具をどのようにしたいか、絵や図も使って説明しました。自分たちが「こうしたい。」という思いも込めながら鈴木さんに話していました。

こちらのグループでは、ハンモックの網目が広がってしまったことや、ハンモックに寝たときにうまく体にフィットせず、また揺れ心地もより良くしたいと、プレゼンテーションをしました。鈴木さんから、「ハンモックの編み方はこうするといいよ。」と網目が広がらない編み方を実演していただいたり、ハンモックを支える木の使い方などを工夫することでフィット感や揺れ心地が解消されるということを説明していただいたりしました。

最後に発表するグループでは、斜面を利用して滑り台を作りたいと、新たに作りたい遊具についてプレゼンテーションしました。地面から出ている木の根の状態や、斜面の角度や向きなどを鈴木さんに見ていただき、安全面を第一に考えて、より良い場所を探していただきました。少し距離は短くなってしまうけれど、自分たちが考えた遊具が作れそうと分かると、発表した子たちは、ちょっとホッとしたような表情でした。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・絵や図を使って自分たちがこれからやりたいことが、鈴木さんにしっかり伝えられてよかった。

・鈴木さんからアドバイスをもらい、自分たちが次に何をすればいいか具体的に分かったので、次回までにできるだけ進めておきたいと思った。

・授業の最後に、鈴木さんに、「みんなのプレゼンテーションは、とても具体的に書いてあって、とても素晴らしかった。」と褒められて嬉しかった。


2 先生方の感想、要望等

・子どもたちがとても張り切ってこの活動をしているのが、プレゼンテーションの準備をするときから分かったので、できるだけ子供たちの願いが実現できるように支えたいと思いました。

・鈴木さんにも、できるだけ子どもたちが作りたいと思っている遊具を作らせてあげたいという思いも、アドバイスから伝わってきたので、とてもありがたかった。

・ハンモックの高さの問題や、滑り台の斜面の問題も、子どもたちの願いを聞きつつも、やはり安全第一で考えていきたいと思いました。