生ごみ処理機を使用した堆肥づくりの授業

授 業 名 生ごみ処理機を使用した堆肥づくりの授業
実施学校名 松本市立菅野小学校
実施学年、学級

参加人数

6年1組(28名)
担当者 担任
実施日(期間) 平成23年9月7日(水) 生ごみ処理機設置・指導
講師名 ㈱キクイチ
実施概要 1  小型の生ごみ処理機を借りて校舎内に設置し、処理機を使用した堆 肥の作りかたや、微生物による資源循環についての話を聞きました。

2     約3カ月間、自宅から持ち寄った野菜くずなどを処理機に入れて 一次発酵堆肥を作りました。一次発酵堆肥を業者が回収し、2次発酵 させて堆肥が完成しました。1 月17日に学校に納入し、出来上がっ た堆肥について学習しました。

実施状況 (授業風景)   mH23p33.1

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mH23p33.3 

実施状況 (授業風景) ・徐々に黒っぽくなっていくもみ殻に、毎日わくわくしながら生ごみを入れていた。

・始めは給食の残飯も多く入れていたが、それでは本当のエコにならないと言い、食べられないもの(卵の殻、皮、骨、種)をお家から持ってきて入れるようになった

・今まで様々なエコの活動を行ってきたが、この生ごみ肥料機の活動は、キクイチさんをはじめとする、協力してくださる方がいたからこそできた活動であるという意識が高く、感謝しながらの活動につながった。

・3 か月間処理機に入れた生ゴミは 90520g 

授業について 記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・どんなゴミでもリサイクルできることが分かって、リサイクルの大切さがわかった

・苦労してきたことが肥料として形になって、一つ一つのことに意味があったんだと思った。

・地球にいいことができて良かった。

・エコは中途半端ではできない。真剣に取り組むことが大切だと思う。

・将来自分にも出てくる生ゴミの問題について学べてよかった。

・いらないものが、人のためになるものになって嬉しい。

・大変だったけど、やった人にしか分からないことが学べた。

・エコをするのに、機械を使わなければならないことは多々あるけど、やっぱり自分の心、気持ち次第だと改めてわかった。

2  先生方の感想、要望等

・自分たちの力では生ごみを肥料にすることができなかった経験から、肥料機を借りて、本当に肥料にすることができたことが子どもたちは本当にうれしかったと思います。また、講義にも来て下さり、肥料になる仕組み等の学習ができたことも、子どもたちにとって学ぶことが多く、いい機会になりました。