生ごみ処理機を使用した堆肥づくりの授業

授 業 名 生ごみ処理機を使用した堆肥づくりの授業
実施学校名 松本市立中山小学校
実施学年、学級

参加人数

4年1組(23名)
担当者  担任
実施日(期間) 平成23年7月5日(火)生ごみ処理機設置・指導
講師名 ㈱キクイチ
実施概要 1  小型の生ごみ処理機を借りて学校に設置し、処理機を使用した堆肥 の作りかたや、微生物による資源循環についての話を聞きました。

2  約3カ月間、自宅から持ち寄った野菜くずなどを処理機に入れて 一次発酵堆肥を作りました。一次発酵堆肥を協力業者が回収し、2次 発酵させて堆肥を完成し、学校に納入しました。自分たちで作った堆 肥を次年度、広い畑に入れて、おいしい野菜を作ります。

実施状況 (授業風景)           mH23p19.1

mH23p19.2

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mH23p19.4

mH23p20.1 mH23p20.2

○子ども達は、「長いもの、大きい物は,小さくして。水は切ってから」など確認しながら野菜や果物のくずを処理機に入れた。入れると機械がぐるぐるまわると、「おー、」「臭いもない」と子ども達は,声をあげていた。

○生ゴミは、一日に2・5kgから3kgということで入れすぎに注意するために、はかりを用意して生ゴミの重さを計ってから入れました。当番制にしたので、やや少ない日もありました。職員も一緒に入れました。

授業について 記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・ぼくは,最初,生ゴミでできると言っていたので本当かなとうたがっていました。はらぺこくんに生ゴミを入れる時,どんどんできて,ふたを開けるのが楽しみになってきました。そして,できあがってくるのを楽しみにしていました。今日,自分たちで作ったたい肥がきてうれしかったです。

・説明の中でたい肥を山みたいにしたところからゆげがでていてびっくりしました。

・わたしの家は,いつもゴミを出していたけれど,はらぺこくんが登場してからゴミを出さなくなりました。お母さんも安心してゴミを出すことができました。ゴミでたい肥をつくれるなんてぜんぜん思っていなかったので,できてすごくびっくりしました。エコにもなっていいですね。

・4年生は,このたいひを大切にして,いろいろな植物や野菜を育てたいです。

2 担任の感想

身近な野菜くずや生ゴミが、自然に存在する土壌菌が分解して、堆肥にすることがはらぺこ君のお陰でわかりました。このようなことを体験できたことは、大変有意義でした。籾殻が必要ということでしたが、家庭でもやってみたいという職員がいました。