丸山木登りランド2回目

授 業 名 丸山木登りランド2回目

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 茅野市立米沢小学校
実施学年、学級

参加人数

3年1組 20人
担当者 担任
実施日(期間) 令和7年7月11日
講師名 株式会社 木葉社/八ヶ岳ブッシュクラフトスクール
実施概要 ・木に登るための安全について
・丸山でロープワークを実際に活用してみる
実施状況
(授業風景)

「今日はロープで遊べるぞ」
「ロープを使って自分たちはこんなところに登って仕事しているよ」
「木には大きな枝があるけど、枝の中には枯れてしまっているものがあって、その枝は簡単に折れて、落下することがある。そんな枝をとるのも自分たちの仕事。そしてそういう枝にはロープをかけてはいけないんだ。」
「ほらあの枝は、葉がついていない。枯れているんだよ。」
「ほんとだ。ああ落ちてくるかな」

「階段にしたいんだけどギュって出来ない…。」
「そうか、じゃあ上と下と二か所で縛ってみたら」

「巻き結びでブランコが作れたよ」

「本結びでロープを伸ばしたよ。」
「もやい結びで座る棒をつけられたよ。枝にはダブルヒッチが使えたよ」
「ロープをぴんと張ってみたいな」
「もう終わりか。もっとやりたいのに」

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・木に登ったりする仕事はつらそうでした。でも何かのためにとやっているのはカッコいいと思いました。木登りでははしご代わりの木が切れました。気にかけてひもで結べました。でもぐらぐらします。左側に板を差し込むとぐらぐらしなくなりました。あと何時間あるかわからないけど頑張ります。
・黄色いロープはいつも木登りに使っているロープより短いけど使えてよかったです。木の幹が濡れていて登りにくかったけどケンちゃんが昇っていてすごいなと思いました。登りにくいから階段を作って,ちょっとしたすき間に木の枝を入れたら完ぺきでした。
・小池さんと高い木にロープをかける方法を知れてよかったです。ずっとひまりちゃんと考えて乗りやすいブランコを作ったのが、ロープと板で作ったものです。小池さんが教えてくれたからできました。さすがロープの使い方の天才だなと思いました。

2 先生方の感想、要望等

・実際に動いてみると計画としてやってみたかったことと活動していることがちがってしまっている子が目立った。やることが全く違っているわけではないがロープを使ってこう結びたい、ここにかけたい。という思いがあるもののほかグループの活動に目移りしてしまったり、同じグループの中でもそれぞれが思い思いの世界に入り込んでしまい協力しきれずに、結果的にあっちにいってみたり、こっちにきてみたり、絞り切れずに時間が過ぎてしまっている場面が見られた。やりたいという思いはあったがこうしたいという具体的な思いを準備段階でまだ据えきれなかった。
・一回の説明がやや長くなると気持ちが途切れてしまいがちになった。一斉指導で多くの場面や方法を伝えるのではなく、子どもの活動場面に入っていただいて直接「この場合は・・・」「こうしたらどう?」「こうしたらイメージと合う?」と問いかけてもらう形にして個の思いを高めていく形にしていきたい。
・ロープの準備・実演やアドバイスなど熱心にしていただき、安全配慮や木への関心は高まりが見られありがたかった。