丸山木登りランド

授 業 名 丸山木登りランド

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 茅野市立米沢小学校
実施学年、学級

参加人数

3年1組 20人
担当者 担任
実施日(期間) 令和7年7月7日
講師名 株式会社 木葉社/八ヶ岳ブッシュクラフトスクール
実施概要 ・小池さんの紹介
・木登りとロープ
・ロープワーク4つ
実施状況
(授業風景)

木登りにロープは重要な道具!
前時までに、ロープを使っていろいろと木登りの案を考えてきた子どもたちだったが、ロープの縛り方、固定の仕方が分からず、そこを何とかしたいと考えてきた。

木登りを仕事にしている、ロープで命がけの仕事をされているサバイバルのプロ小池さん

「ぼくたちの使っているロープは12㎜、1000tでも切れないくらいの強さがあるよ。ロープは命綱、仕事で使うロープはグッと力がかかっても命を預けられるものを使うようにきめられているよ。」

「ロープを使えばひもを長くすることも、木に結んで自分を支えたり、てがかりにしたり、ピンと張ってテントを立てることもできるよ。ロープにはいっぱい縛り方があるんだけど、その中から4つ紹介するよ。」

「これは本結び、コマ結びとは違うんだけどわかるかな」
ひとつずつ、子どもたちはイスを柱にしてひっかけながら縛り方に挑戦。
すぐできる子、何度も絡んでしまう子、教え合いながら挑戦した。

1, 本結び
2,ダブルヒッチ
ハーフヒッチ
3,巻き結び
4,もやい結び

「巻き結びは河童の手で。右側の輪っかを左側に重ねるよ。巻き結びは水筒を縛ったり、束ねたりするのにいいよ。」
手のひらが小さいから輪っかが小さくて…椅子の足にも入らない…。

最後にもやい結びに挑戦。これは大変。絡まったり、どこからどう通したらいいか???がいっぱい。
「自分に巻き付けて、身を預けたり、輪っかを足掛かりにすることができるよ。」
「自分にまくほうが右手を離さないからわかりやすいかも・・・」
といったところで時間になり、ここまで。
「金曜日に、今度は丸山で挑戦しよう。」

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・小池さんがロープの結び方を教えに来てくれました。ロープはいろんな結び方があるので、もし全部覚えたら頭がいっぱいになって覚えられないと思います。でも今日は5つの結び方を教えてもらった中で、5番目のもやい結びが難しくて、その難しかったところはクロスした後が手に結び付けるところが難しかったです。
・今日は木登りをして仕事をしている方からロープの結び方を学びました。僕はあまり結び方を知らないのでいろいろな結び方が知れてよかったです。最後のもやい結びが難しくて苦労したけどロープワークの人が丁寧に教えてくれたからできてよかったです。木登りの時全部使って,木登りの遊び場を作りたいです。
・ロープワークをやりました。サバイバルの達人に教わりました。本結びから、ハーフヒッチ、ダブルハーフヒッチ、巻き結び、最後に、(結び方の)王様のもやい結びをやりました。もやい結びが難しかったけど、教えてもらい出来ました。夏休みに一研究でやると思いますのでまた調べてみます。

2 先生方の感想、要望等

・結び方はロープが上から重なるのか、どこをくぐるのかみとれない子がたくさんいたものの、ロープワークの有効性に気づいて練習を続ける子が何人も見られた。木登りに生かしたいという強い意識があったので必要感をもって活動していた。