飲める水を作ろう①

授 業 名 飲める水を作ろう①

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立鎌田小学校
実施学年、学級

参加人数

4年 29名
担当者 担任
実施日(期間) 令和3年11月18日(木)
講師名 すえなみブッシュクラフト
実施概要 ・水の循環

・ろ過器を作製して泥水をろ過し、きれいな水(飲める水)を作る。

実施状況
(授業風景)
【講義】

「飲める水」と「飲めない水について」

身の回りにある水を、飲める水と飲めない水に分類した。

飲める水・・ 井戸水 お店に売っている水 水道水 飲めない水・亀池の水 プールの水 見えるゴミが

ある水微生物や菌・ウイルスがいる水 化学物質が入っている水

濾過や煮沸・浄水をすることで飲める水に変わっていく。川などを汚してしまうと、湧水が汚れて飲めなくなる。

ガソリンが入っているはどんなことをしても飲める水にはならない。海水は、蒸留しないと身体から水分が減っていく。

自然を壊してしまうと、飲める水が減ってしまう。湧水は、自然が蒸留と濾過をしているからきれいな水になる。

【実習 濾過器作り】

①もみ殻燻炭を細かくつぶして敷きつめる。「なるべく細かくつぶしたほうがいいね。」

②その上に川砂をいれてめんぼうで押し込み、燻炭や砂が上がってこないように砂利を入れる。

③でき上がったろ過装置に泥水を入れて、水が出てくる様子を観察する。「これで透明になるの?」

「透明な水がでてきた!」「自分たちでも濾過をすることができるんだね。」「これを自然がやってくれているんだ。」

 

授業について 記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・ろ過装置を作るときが楽しかった。最初の1滴が出たときはとてもうれしかった。

・自然が水をきれいにしていたなんて知らなかった。

・理科でやったときよりも透明な水になった。

・飲めない水は色々なことをしないと飲める水にならないことが分かった。

・飲めない水を飲めるようにするにはたくさんの手段があることを知った。

 

2 先生方の感想、要望等

自然の浄水の仕組みを理解したことで、実際に湧水に興味をもっていた。自然を大切にしようとする気持ちや新たな課題がうまれ、今後の学習につながった。