緑のカーテン設置指導

授 業 名 緑のカーテン設置指導
実施学校名 松本市立島内小学校
実施学年、学級、参加人数 1学年120名 2学年113名
担当者 1年担任 2年担任
実施日(期間) 平成29年5月~10月
講師名 松本市緑化協会 (株)奥原造園
実施概要 ・奥原造園の指導により、あさがお、ひょうたん、きゅうりなど のつるものを1学年4クラス2学年4クラスの計8クラスで育てることにより、夏の温暖化現象の抑制になるということを学ぶ活動を行った。

・「スライドによるオリエンテーション」

地球温暖化による弊害を学ぶことができた。冷房等による大量の電気消費をしることにより、エコ活動の必要性を学んだ。また、光合成により空気がきれいになることを学んだ。

・「全員であさがおのたねをうえつける」

各教室前の庭に、人差し指の第一関節までの穴を開け、たねを植えた。土も、やわらかくかけ発芽を促した。

・「水遣り、追肥により成育を促す」

日々の当番活動による水遣り、時として行う追肥によって、発芽成長を促し、日々の観察を行った。

・「残暑をしのぐみどりのカーテン」

夏休み明け、教室の窓の高さより成長したあさがおにより、教室窓側に日陰ができた。避暑となり自然による生活の知恵を学ぶことができた。

・「リース作り」

あさがおの枯れたツルを利用して、クリスマスリースを作り、 飾りつけとしてお楽しみ会等に活用することができた。生活科、図工としての発展ができた。

実施状況
(授業風景)
奥原造園さんからいただいたアサガオの種を蒔きました。

アサガオの種にたっぷり水をあげました。


どうして緑のカーテンが必要かスライドを使って説明してもらいました。

2年生は2回目なのでスムーズに作業を行いました。

授業について 記 入 者 2年4組 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・アサガオがカーテンになって教室の温度を下げてくれるなんて知らなかった。

・アサガオの種をいっぱい蒔いて、たくさん花が咲くといいな。

・水はあげているんだけど、あんまり大きくならないな。

・緑のカーテンの下は日陰になって涼しい。

・アサガオで色水遊びをしたらきれいな色がでてうれしかった。

2 先生方の感想、要望等

アサガオの葉っぱが隙間なく茂って、日陰になることを願っているが、その年の気象条件により、成長に差があるため、今年度はなかなかアサガオが大きく育たなかった。

育てていく中で、朝顔のきれいな花が咲いたことに喜んだり、花を使って色水を作ったりすることができることはとてもよい。

室内の温度を下げて、よい環境で生活することと合わせて、自分たちが住む地球を守るという意識をもたせるためにも、今後もこの活動は続けて行きたいと考える。