梓川大河の一滴スライドショー④

授 業 名 梓川大河の一滴スライドショー④
実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年4組 33名
担当者 担任
実施日(期間) 2026年9月14日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 (リバーハイクの予定を雨天により教室内での学習に変更)

・水中や水辺の生き物について
・川の成り立ち・河岸段丘の学習
・正しく「危険」を知る・川の安全
・自然環境保全についての講演

実施状況
(授業風景)

講演では,「自分がやったことは自分に返ってくる」ということを軸に,川や自然環境について学んだ。長野県では山を誇る人が多いが,足元を流れる川の自慢をすることは滅多にない。しかし,槍ヶ岳の一滴から始まる川には,自然と人間の深い繋がりがある。
流れてしまえば目につかなくなるという理由で,川にゴミを流してしまう人が多い。しかし,ゴミが勝手に消えてなくなることはない。巡り巡って,自分の行いは必ず自分自身へと戻ってくる。
海に存在する生物の量よりも,流出する海洋ゴミの量が上回ろうとしている。世界では,小学3年生ほどの幼い子どもたちがゴミの浮いた海に入り,お金に換えるための資源を探している現実がある。さらに,海へ流れ出たプラスチックは微細なマイクロプラスチックとなり,それをプランクトンが食べ,それを小魚が食べ,さらに大型の魚が食べ,最終的にはその魚を人間が口にする。ゴミを捨てれば,めぐりめぐって最終的に自分たちに影響が返ってくることになる。
川の水は循環し,キノコや山菜,大根,そば,リンゴを育て,田んぼをうるおしている。川は地球の「血管」である。上流に位置する私たちが川を汚せば,その水が流れ着く下流の新潟の人々が困ることになる。
今の子どもたちは田舎も都会もスマホやゲームに夢中になりがちだが,自然の中には「なぜだろう?」「これは何だろう?」という疑問と発見が溢れている。小学生という時期にこそ,自然のなかで直に触れ合う多くの体験を積んでほしい。よく「川は危ない」と言われるが,それは安全な接し方を正しく学んでいないため。川の白く泡立っている場所は浮力が得られず沈んでしまう危険な場所であるなど,正しい知識を身につけて,たくさん川で遊んでほしい。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・自分のせいで魚が死んでほしくないから,海にゴミを捨てないようにしたい。
・梓川の名前がどんどん変わっていくのが,おもしろかった。
・これからは川を大切にしたい。
・お腹がすいているときにお金は食べられないから,たしかにと思った。自然を大切にしたい。
・人間はいつ死ぬかわからないから,今のうちに小峰さんみたいにいっぱい遊ぼうと思った。
・リバーハイクには行けなかったけど,川のことを知れてうれしかった。

2 先生方の感想、要望等

これまで,子どもたちは川にいる魚や虫,植物に興味をもって調べてきましたが,小峰さんのお話から川や海のゴミなど自然環境の破壊について知り,川や自然を大切にしたいという思いをもつことができたように思います。小峰さんが毎日全力で自然の中で遊んでいる姿を見て,自分もたくさん自然の中で遊びたいと目をキラキラさせていました。「自分のやったことは自分に返ってくる」という言葉も毎日の学校生活で感じているようです。悪い事ばかりが返ってくるのではなくて,良い事をしたら良い事も返ってくるよと子どもたちに話しました。子どもたちのワクワクがたくさん詰まった時間を過ごすことができました。ありがとうございました。