梓川大河の一滴スライドショー③
| 授 業 名 | 梓川大河の一滴スライドショー③ |
| 実施学校名 | 松本市立波田小学校 |
| 実施学年、学級
参加人数 |
3年3組 32名 |
| 担当者 | 担任 |
| 実施日(期間) | 2026年9月14日 |
| 講師名 | 合同会社リトルピークス |
| 実施概要 | (リバーハイクの予定を雨天により教室内での学習に変更)
・水中や水辺の生き物の観察(小峰さんに用意していただいたスライドで) |
| 実施状況 (授業風景) |
冒頭、小峰さんに用意していただいた槍ヶ岳の画像を真剣に見つめる児童の様子。自分たちの身近を流れる梓川が、遙か遠くの山々から長い道のりを経てたどり着いていることを学び、地域を流れる川への関心を深めた。また、事前学習で児童が興味を示していた川魚や水生昆虫について紹介していただいた。「透き通ったきれいな川よりも、適度に栄養(汚れ)のある川(女鳥羽川など)を好む昆虫もいる」というお話があり、人間の感覚とは異なる生態系の面白さや多様性に気づくきっかけとなった。さらに、治水や発電といった人間の暮らしを支えるダムの利便性を学ぶ一方で、「人間にとって便利な構造物が、結果として自然環境を壊している側面もある」という多角的な視点を提示していただいた。開発と自然保護の葛藤について自ら考える良い機会となった。学校のような管理・整備された環境とは異なり、自然の川は常に危険と隣り合わせであるお話があった。「流れないようにどこを歩くか」「目の前の石をどう乗り越えるか」など、身体にアドレナリンを感じながら瞬時に判断を繰り返す経験こそが、児童の思考力や危機管理能力を養うという指摘が深く心に残った。また、昨年梓川で尊い人命が失われた事故の実情にも触れられ、自然の豊かさと同時にその恐怖・危険性について正しく認識する重要性を学んだ
お話の後半には、「人間は何でも川に流したがる」という指摘とともに、川辺に放置されるゴミや生活排水が自然を深刻に汚している現状が語られた。「自分がしたことはすべて自分に返ってくる」という視点から、人間が捨てたゴミを魚が食べて、巡り巡ってそれを人間が口にするという循環の事実を通して、環境破壊が人間に及ぼす影響について考えさせられた。また、単に「水を使うともったいないから」という理由で節水を捉えるのではなく「水を使いすぎると川の水が失われ、そこに棲む生き物の命が奪われる」という視点を持つことの重要性が示された。正しく事実を知り、行動の意味を理解することの重要性を再確認する貴重な機会となった。 |
| 授業について | 記 入 者 |
| 1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等
・リバーハイクに行きたかったから落ち込んでいたけど、話を聞くことができてとても嬉しかった。 2 先生方の感想、要望等 あいにくの雨でしたが、小峰さんがご自身の体験をもとに語ってくださるお話はどれも温かく、子どもたちの心に深く響く時間となりました。 |
