4の4 ツリーハウスプロジェクト 第4回
授 業 名 | 4の4 ツリーハウスプロジェクト
【「信州環境カレッジ」補助事業】 |
実施学校名 | 松本市立島内小学校 |
実施学年、学級
参加人数 |
4年 29名 |
担当者 | 担任 |
実施日(期間) | 2019年6月20日 8:50~10:25 |
講師名 | 寿さと山くらぶ |
実施概要 | ・ツリーハウスで遊び、改善点を探す。 |
実施状況 (授業風景) |
階段、手すりが完成したため、ハンモック、ターザンロープ、ブランコといった遊具を取りつけて、遊ぶことにしました。しかし、ただ遊ぶだけではなく、改善点も考えながら活動をしました。遊んでいる中で、「楽しい!」と喜びながら遊んでいる子どもたちが多くいましたが、次第に、「あれ?」というところに気付き始めた子どもたちがいました。
「ターザンロープの位置が、床から離れすぎていて乗りにくい。」「ブランコの高さを調整しないと、低学年の人も使えないんじゃない?」「逆に、高学年の人たちは、それだと乗りにくいかもしれないよ。」「ハンモックは支えの木の部分が尖っていて危ないかも。」遊具の使いやすさに注目して、直した方がいいところを話し合っていました。 遊具だけでなく、階段や木登りの遊具にも注目し、「一年生とかが使ったら、段の幅が狭くて登りにくいかも。」「木登りする所の階段がグラグラして登りにくいと思う。」と気付く子もいました。 気付いた点の中で、すぐに自分たちで直せそうな所は、やすりで削ったり、ひもの長さを調整したりと、工夫を凝らして直していました。 また、使う際の「ルール」について気付く子もいました。「このままだと、順番待ちをするときにケンカが起こっちゃうかも。」と、ハンモックの待合場所を作る子。「ブランコ、こぎすぎちゃうと、砂利道に飛び出しちゃいそうで危ない。」と柵を作ることを提案している子「木登りは一方通行にした方がぶつからなくて良いかも。」と出入り口に注目する子。 さまざまな視点で、改善点を探し、どうやったら「みんな」が楽しく使えるかについて真剣に考えていました。
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授業について | 記 入 者 | 担任 |
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等
・「ここまで作ったからもっと良いものにしたい。」「全校や地域の方々を呼びたい。」という思いが、今回の授業の原動力になっていたように感じます。鈴木さんをはじめ、講師の先生方に、「ここって、どうしたらいいのかな。僕は、こうしたらいいと思うんだけど。」と、自分の思いも伝えながら困っている点を伝えることができる子が増えたなと感心しました。
2 先生方の感想、要望等 ・改善点が明確になった授業となりました。今後、直したい部分に分かれて「プロジェクトチーム」を立ち上げ、どうやって改善していくかを考えていきます。 ・枯れた部分を利用したキーホルダーづくり、ツリーハウスでのお茶会を並行して活動しようと考えています。そういった、創作活動も2学期進めていくことができればと思うので、ご協力をお願いしたいと思います。 |