水族館ってどんなところ? ー生き物らしさと生態展示

授 業 名 水族館ってどんなところ?
ー生き物らしさと生態展示

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立開智小学校
実施学年、学級

参加人数

5年3組 32名
担当者 担任
実施日(期間) 2024年7月19日
講師名 NPO法人 川の自然と文化研究所
実施概要 ○児童からの発表-水族館づくりの動機・水族館の構想・今の悩み
○講師の方からのお話-水族館の役割、生態展示について
○今後の方針について
実施状況
(授業風景)

説明
総合的な学習の時間で活動している水族館について、子どもたちから発表しました。クラスで飼っているウーパールーパーを見せたい、昨年度の水生生物の学習を生かしたい、という思いから唯一無二の水族館をつくりたいと、ビジョンを語りました。

 

説明
美馬先生から、世界の水族館の歴史についてお話してもらいました。日本は、世界で水族館の数が1番多いそうです。水族館には、①種の保存②教育・環境教育③調査・研究④レクリエーション、という役割があることを学習しました。

説明
クラスで飼っている生き物の飼い方を教えてもらいました。川の生き物の特性を生かせるような水槽のレイアウト、えさの管理、水をきれいに保つこと…丁寧に教えていただきました。

説明
「女鳥羽川に生息する魚のことをしっかり本で勉強してくださいね。」生き物の命を大事にしていくため、おすすめの本も紹介していただきました。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・生き物の水槽そうじの仕方をくわしく教えてください。
・金魚やメダカのエサでも食べますか?
・今まで知らなかったことを詳しく教えてもらって、驚きました。いろいろなことを知っていてすごかったです!
・たくさんのことを教えてもらい、成長につながったと思います。

2 先生方の感想、要望等

「川の生き物は、川にいた時のような、もともとの環境に近づけて飼わなければいけない」と考えていた子どもたちが、美馬先生のお話をいただき、今後の方向性を決めるきっかけになったと思います。クラスみんなで行う水槽そうじ当番もスタートし、主体的に取り組んでいます。なかなか生き物の学習を深められない児童にとっても、興味を引き付けられる内容でした。
今後、川に出向いた調査をする際も、ご協力いただければ心強いです。