鎌田お宝探検~川の生き物編~②

授 業 名 鎌田お宝探検~川の生き物編~②

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立鎌田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年 30名
担当者 担任
実施日(期間) 2020年9月17日
講師名 松本ほたる学会、川の自然と文化研究所(株)環境技術センター
実施概要 田川と薄川の合流地点での生き物採集

学校で採集した生き物の観察

実施状況
(授業風景)
飼育ケースと網を受け取ると、ためらうことなく川の中に入り、生き物採集を始めるこどもたち。

最初は川に入って水中を見ながら生き物を捕ろうとしている。

うまく捕まえることができない子どもたちは、「先生、どうやって取ればいいですか?」と”川の先生”に話しかけ、採り方を教えてもらっている。採ってもらった生き物を、自分のケースに入れもらい喜ぶ様子も見られた。

自分の網で捕まえた生き物を、先生から「噛んだりしないから、自分の手でつまんで、ケースに入れてみな。」と声をかけられ、おそるおそる虫をつかんでいる。「そんなの簡単にできるよ。」といいながら、なかなかつかめない。

学校では、生き物の先生に質問しながら、観察しカードに記入していた。わからないことはすぐに答えてもらえるので集中して観察していた。

 

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・めずらしい「オオヤマカゲロウ」という生き物を採ることができて嬉しかった

・エビやナマズの体のつくりを調べたい

・先生に教えてもらったら、見方が変わって、色々な特徴を見つけることができた

・川の生き物が、石の下に隠れていることをはじめて知った

・思っていたよりも冷たくてびっくりした・魚たちは寒くないのかなと思った

・エビが透明だったことに驚いた

・ほかの川でも、生き物を採って、川によって住んでいる生き物が違うのかを調べたい

・また、おうちの人と行ってみたい


2 先生方の感想、要望等

本当に貴重な経験をさせていただきました。最初の方は、なかなかつかまえることができずに、担任もひやひやしましたが、「川の先生」方のおかげで、全員が多くの生き物を捕まえることができました。学校に帰り、振り返りをしていると「先生、次はどの川で生き物を見つけることができるんですか?」とすぐに聞いてきました。川や生き物に興味を持ち、さらに調べたいという気持ちが子どもたちに芽生えました。学校の教員だけではとてもできない経験をさせていただきました。ありがとうございました。