梓川大好き!大河の一滴プロジェクトスライドショー

授 業 名 梓川大好き!大河の一滴プロジェクトスライドショー

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年 120名
担当者 担任
実施日(期間) 2024年9月6日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 ○私たちのくらしと川
○源流から海のつながり
○海洋プラスチック問題
○上高地ルール
実施状況
(授業風景)
○私たちのくらしと川
・私たちくらしにとって水はなくてはならないもの。私たちを支えているものは水。人は川から際限ない恩恵を受けている。
・水害からくらしを守るために人はダムをつくってきた。川は血管と同じ。途中で流れを止めるとどうなるか。ダムのある川の水はきれいではない。生態系も崩してしまう。いいバランスが必要。
・水に着目することは大切なこと。小学生のうちにたくさん遊んでほしい。
・波田のよさをわかってほしい。外に出ないと分からない。

○源流から海のつながり
・ここ(山頂)からも一滴。ここ(雪山)からも一滴。雨や雪が浸み込む。途中、湧き出ることもある。ここから65kmの旅が始まる(奈良井川と合流まで)。
・梓川→犀川→千曲川→信濃川→日本海。川は海へとつながっている。
・川は水を運ぶ単なる水路ではなく、自然、文化、人の心を支える血管の役割を果たしている。
・美しき山に美しき流れあり。上流の人々の心と下流の人々の心をつなぐ。
・みんなで梓川と共に歩もう。

○海洋プラスチック問題
・海のゴミの重さが海の生物の重さを上回ってしまう。海のゴミを魚や鳥が誤って食べてしまい死んでしまっている。川に流されたプラスチックもやがて海へ運ばれ、マイクロプラスチックとなる。それを小魚が食べ、それを魚が食べ、それを人間が食べる。海へ行ったものはみんなまた戻ってくる。
○上高地ルール
・生き物をとらない。石も持ち帰らない。サルと目を合わさない。クマに遭ったら騒がない目を合わせない。水は汲んでもよい。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・上高地の写真でもすごく上高地の水がきれいなことが伝わってきました。上高地に行くのがすごく楽しみです。
・梓川は流れていってその後にどんどんいっぱいの川がつながっていって最後は海へ行くんだよと教えてもらいました。
・海の魚や鳥がゴミを食べて死んでしまうと聞いて、ゴミを落とさないようにしようと思いました。

2 先生方の感想、要望等

・どんな大きな川も始めは一滴の水から、ということが、3年生の子どもたちにも映像と説明を通してよく理解できたように思う。その一滴がつながってつながって海にたどりつくということもとても分かりやすかった。
・海洋ゴミの話は子どもたちに将来の地球環境を考えていくきっかけになりそうな内容だったのでとてもありがたかった。