気候変動と私たちのつながり①

授 業 名 気候変動と私たちのつながり①

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立安曇中学校
実施学年、学級

参加人数

3年 6人
担当者 担任
実施日(期間) 令和8年1月19日
講師名 平島 安人
実施概要 気候変動の基本的な知識の獲得と現状を知ることで,環境にかかる事柄を自分事としてとらえるきっかけとしたい。その後「自分は・・・」となる展開の導入として本時間を設定した。
実施状況
(授業風景)
・平島さんの自己紹介のあと早速授業に入った。
・世界の空気中に存在する二酸化炭素の割合が増加していることを最新のデータをグラフ化していただき,視覚的に増加している現状を説明いただいた。その後,日本における変化の推移とそれに伴う平均気温の変化も提示しただいた。より生徒に身近で起こっていることを感じてもらうために,周辺地域の気温の変化を示し説明を加えていただいた。
・空気中の二酸化炭素の割合は1%以下であることは,既習内容で数値として理解していても,実際に1㎥の枠のなかで,小さい缶程度の割合だということを視覚的に説明いただいた。その中で「割合が小さいからこそ,影響を受けやすい。」生徒たちは,頷きながらメモを取ったり,1㎥と缶の大きさを比較しながら話を聴いていた。
・平島さんの話では,原子・分子の内容,大気の様子,炭素の循環などこれまでの理科の授業で学習した内容も含まれ,教科書の終章となるまとめの内容となった。また,身近な上高地の植物や降水量についても触れていただき,これまで総合的な学習の時間で積み重ねてきた学習とも重なる内容に,真剣に記録する様子も見られた。
説明
・最後に,ここまでの環境変化を人間はどのように関わってきたか。時間経過と世界の流れ,今後キーワードになるであろう用語をリズムよく説明を受けたことで,頭の中が整理されたように感じた。
授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・講師の方から提示さる資料が教科書になかったり,最新のデータだったりすることから,興味深く資料を見ながら話を聴く姿が印象的だった。

・振り返りの記述より(一部)

・いまの日本の現状を改めて感じることができました。他の地域と比べて奈川が上がり方が少し違っていて面白いなと思ったし、なんでだろうなと疑問にも感じた。
・奈川地区は松本市よりも最高気温の平均が高くなってきていることに驚いた。北半球のほうが二酸化炭素の排出量が多いと知ってなるほどなと思った。
・昔から地球温暖化がわかっていたのに自分の利益のために隠していてなんでそんな人達が最初にみつけたんだよと思った。(石炭を掘り出してる人たちだから最初に見つけるのは当たり前っちゃ当たり前だけどそうじゃなく、、、)もう掘り出すのを減らすのではなく二酸化炭素を吸収することに力を入れたほうが解決に近づくのかも?
・地球の温度が1.5度上がるだけでも自然環境が変わってしまったり、オゾン層が破壊されるなどの僕らにとっても地球にとっても悪いことが起こるので、自分のことだと思って考えていきたいと思いました。

2 先生方の感想、要望等

・教科書の終章を3年間のまとめの時間と考えたとき,これまで学んできたこと,教科をこえて学び続ける生徒であるためにどのようなことができるかを考え,今回授業をお願いしました。平島さんには最新のデータを基に現在世界で起こっている事実を中学生にもわかりやすく解説いただきありがたかったです。生徒も自分の意見をもって次の時間に向かいそうです。