上高地源流見学④

授 業 名 上高地源流見学④

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年4組 31人
担当者 担任
実施日(期間) 令和7年9月19日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 〇ダムの役割を理解し、生活とのつながりを考える。
○同じ川でも、流れや色に違いがあることに気付き、川への愛情を深める。
○身近な梓川の源流が上高地にあることを知る。
実施状況
(授業風景)
○ダムの上を歩く
水殿ダムを上から見下ろし、その大きさに圧倒された子ども達。「水の上に浮いているものは何?」「どうしてこんなに水を溜めているの?」など気になることをガイドさんにどんどん質問し、ダムの果たす役割について理解を深めていた。

○「上高地の梓川」と「波田の梓川」の違いを考える
河原に降り、石や水に触れて自分たちの身近な波田の川と上高地の川の違いを見つけようと進んで自然と関わっていた。同じ梓川であっても石の形や川幅、川の流れなどに違いがあることに気づき、川の成り立ちや変化に興味を示していた。

〇梓川の源流に近づく
上高地を歩いていくにつれて、だんだんと水量が減り、川幅が狭くなってきた。源流に近づいてきたことを知ると、子ども達は一斉に駆け出し、源流の近くへと向かった。そして、みんなで耳を澄ませ、川の流れを確かめた。大きな梓川の始まりがこんなにも小さくてひっそりとした場所から始まることを知り、川への愛着を深める機会となった。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・上高地の景色がとてもきれいでした。梓川は、波田の梓川よりも水か透き通っていました。それは、砂が白いからだとガイドさんが教えてくれました。
・清水川の水が澄んでいてきれいでした。手を入れてみると冷たすぎてじんじんして痛かったです。

2 先生方の感想、要望等

・天候にも恵まれ、上高地の素晴らしい景色を見ることができ、子どもたちにとって大変貴重な経験となった。
・清水川を上流に向かって歩き、流れがなくなるところまでたどったことは、川の始まりを理解するには大変有用な活動であったように思う。また、河童橋付近の河原に降りて、梓川の河原で遊べたことも、波田の梓川とのつながりを意識できてとてもよかった。