上高地源流見学③

授 業 名 上高地源流見学③

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年3組 33人
担当者 担任
実施日(期間) 令和7年9月19日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 ○身近な梓川の源流が上高地にあることを知る。
○同じ川でも、流れや色に違いがあることに気付き、川への愛情を深める。
〇ダムの役割を理解し、生活とのつながりを考える。
実施状況
(授業風景)
○ダムの上を歩く
水殿ダムの上からダム湖や放流口を見下ろし、「すごい高さだね」とその規模に驚く子どもたち。ガイドさんからレールの存在を教えてもらい、「これが動くんだ」「今年動いたことはあるんですか」とダムについて興味関心を深めている様子であった。

 

○波田の梓川と上高地の梓川の違いを体感する
上高地を流れる川を見て「透き通ってる!」「魚が見えるよ!」と川の美しさに感動する子どもたち。川の水や石に触れて水温の低さを実感したり、石の形の違いを考えたりする中で、川の変化や成り立ちに興味を示していた。

 

○川の始まりをたどる
清水川の上流へ進むと、川がどんどん狭くなっていることに気づいていた。上高地のホテルで料理に使われるほどきれいな水であることを聞いた子どもたちは「そんなに綺麗なんだ」「だから魚がいっぱいいるのかな」と考えていた。やがて川の音が聞こえなくなると「ここが川の生まれる場所だよ」とガイドさんに言われ、耳を澄ませたままその静けさに浸っていた。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・川の水がすごく冷たくてびっくりしました。
・歩くのが大変だったけど、上高地の綺麗な景色を見られてよかったです。
・外国人がたくさんいて、上高地が人気のある場所ということがわかりました。

2 先生方の感想、要望等

・バスの中から丁寧な案内をしてくださり、我々職員も勉強になる1日であった。
・川の音が聞こえなくなる地点まで、実際に歩いて川を辿ったことは、川の始まりや生まれた場所を学ぶのに大変有効であった。
・川や景色の美しさだけでなく、たくさんの観光客で賑わう様子からも上高地がなぜ大切にされているのかが分かった。そのような場所が自分たちの近くにあるということがどれだけ素晴らしいことかが子どもたちにも伝わったという点で、非常に有意義な活動となった。