乗鞍岳ハイキング③

授 業 名 乗鞍岳ハイキング③

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

5年3組 32人
担当者 担任
実施日(期間) 令和7年9月3日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 ・乗鞍自然保護センター見学
・乗鞍観光センター~畳平バスターミナル間のバス内での講話
・大黒岳登頂
・富士見岳登頂
・大雪渓付近の散策(下山)
実施状況
(授業風景)
≪ガイドとの出会い≫
2日間お世話になるガイドの方々と出会い、乗鞍の自然のお話しやその自然とどのように向き合うことが大切なのかのお話しを聞いた。五感を働かせて小道を散策した。
≪自然保護センターでの学び≫
乗鞍に住む野生の生き物のはく製や、乗鞍の地形のジオラマを見ることを通して、乗鞍についての新しい学びがあった。友と共に学ぶ姿があった。

≪大黒岳と富士見岳への登頂≫
2つの座を目指し、トレッキングした。普段の生活では見られない木のない景色や、雲が目の前にある景色、火山湖の青に心を動かされている子どもたちの姿があった。

≪雪渓を眺めながら≫
9月になっても残っている雪渓に驚く子どもたち。雪渓を横に見ながら急な斜面を降りた。

≪高山植物との出会い≫
ガイドによる伝言ゲームを通しながら、チングルマなどの高山植物について学んだ。道徳の授業で学んだ「一踏み十年」という言葉を想起する子どもの姿もあった。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・普段見られない景色に感嘆の声を上げている子どもたちがたくさんいた。
・木が生えていないことに気が付き、その理由を知ろうとする子どもたちの声があった。
・「人の手が入っていない自然」に触れ、考え、自然の大切さを感じた子どもたちの姿があった。
・景色の美しさが印象に残り、乗鞍に行けてよかったと語る子どもたちがいた。
・クラスや学年で励まし合いながら、高地でのトレッキングを楽しむことができた。

2 先生方の感想、要望等

・自身としても初めての登頂に不安を抱いていたが、ガイドの皆様による分かりやすい説明と案内によって深い学びとなった。
・高山病の疑いによる体調不良者が数名出たが、職員とガイドの方々で手分けをしながら、安全に子どもたちと活動を進めることができた。
・子どもたちの体力を見ながら、トレッキングのルートについて検討の余地があった。