木の授業とバームクーヘン作り①

授 業 名 木の授業とバームクーヘン作り①

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立二子小学校
実施学年、学級

参加人数

4年 30人
担当者 担任
実施日(期間) 令和6年11月11日
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 1. 木の授業:カラマツの切り口を見ながら年輪のでき方を教わった。年輪を通してわかること(木の生育、過去の気候など)を知った。
2. バウムクーヘンづくり:バウムクーヘンづくりを通して年輪のでき方を体験した。卵を割って生地をつくり、二人ひと組で協力して楽しく焼くことができた。
実施状況
(授業風景)


最初に校地内の木について説明を受けました。
輪切りにした杉の年輪に実際にさわりながら、年輪からわかることを教わりました。大きな木の切り口を初めて見たという子どもがほとんどでしたが、木の年齢や気候によって年輪の幅が違ってくるというお話に感心していました。また、干ばつの役割についてもお話しいただきました。


全員が卵を割って、材料も全員で混ぜて生地を作りました。大量の生地に期待がふくらみました。卵を初めて割る子どももいて、ドキドキしながら取り組み、うちでもやってみたいという気持ちをもっていました。


青竹に生地をつけてもらうと、張り切って焼き始めました。教えて下さる方の指示を守りながら、ゆずり合って安全に焼くことができました。ネタがどんどん落ちていくのを何とか防ごうと2人で声をかけながら協力していました。


8歳(8層)のバウムクーヘンを自分たちで焼き上げ、青竹からはずし、切り口を見せてもらうと、きれいな年輪のようになっていて、歓声が上がりました。大喜びで切れ端の味見をし、お土産でいただいたものを大切にカバンにしまっていました。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等
・木の中身がこんなふうになっているなんてびっくりしました。
・こげたところが線みたいになってバームクーヘンの模様ができることが分かりました。
・切ったら本当に年輪のようになっていてうれしかった。
・難しいかと思ったけど、教えてもらった通りにやったらうまくできてよかった。
・最後に食べてとてもおいしかったです。一人で全部食べたい!
・おうちの人と一緒に食べたい。2 先生方の感想、要望等
・講師のみなさんが子どもたちの指導に慣れていて、楽しく安全な学習とイベントにしてくださり、たいへんありがたかったです。ルールや順番を守ってお菓子作りを楽しみ、おいしく食べることができました。
・木の生態に興味をもって聞くことができました。気の生態にさらに興味をもって学習に取り組めるように、事前に教室でやれることがあれば教えていただけると良いと思いました。