明善小学校 里山学習 事前学習

授 業 名 明善小学校 里山学習 事前学習

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立明善小学校
実施学年、学級

参加人数

6年 65人
担当者 担任
実施日(期間) 令和6年9月17日
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 寿きずなの森の様子
里山の役割
鉢伏山の歴史
堰堤の役割
林業について
危険な動植物について
実施状況
(授業風景)

里山、森の役割についてお話いただきました。
木は空気をきれいにしてくれる。水を貯める。土や砂が流れ出すのを防いでくれる。生き物の住みかとなり食べ物を作ってくれる。森の木は様々な人間が暮らしの為の材料になる。
しっかりと根をはった木は、山全体を支えて守ってくれることを学びました。


かつて新潟県の海に流れてしまった、鉢伏山の砂。その頃の鉢伏山は木も少なく、雨が降ると大量の土砂が流れてしまったそうです。明治時代のこの地域の人たちが山に木を植え、堰堤を作ったことで、今のように緑豊かな山になりました。新潟の海に流れる砂もでなくり、漁業が捗ったそうです。


最後に林業について、そして危険な動植物について話を聞きました。
大きな木を切るチェーンソーの跳ね返りを防ぐため、耐刃性のズボンをはき、イヤーマフ付きのヘルメットを装着するそうです。ハチなどの虫対策で、長そで長ズボンは必須だと教えていただきました。
クマの話も聞き、山への理解が少し深まった気がします。
里山へ入る日 が楽しみになりました。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・森の役割などあまり知らなかった。勉強になった。
・昔の人が木を植えてくれたお陰で、きれいな山になっているんだ。
・こんなに近くに鹿や熊がいるなんて、想像もしていなかった。
・里山についていろいろ知れてよかった。
・里山に行くのが楽しみになった。

2 先生方の感想、要望等

・事前に送っていただいた資料や、当日も装備や道具・写真などご準備いただき、子どもにもわかりやすくしていただけてありがたかったです。
・鈴木さんの体験談もお話していただき、身近なものとして山の様子を感じることができました。