生き物から学ぶ環境学習②

授 業 名 生き物から学ぶ環境学習②

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立開智小学校
実施学年、学級

参加人数

5年 32名
担当者 担任
実施日(期間) 2024年8月28日
講師名 松本ホタル学(まなぶ)会
実施概要 ○ホタルがすむという大門沢川には、どのような生き物がどのくらいすんでいるのか探し、見つけた生き物を採取して調査する。
〇大門沢川に実際に入って、その環境がどのようになっているのかを知る。
実施状況
(授業風景)

大門沢川に入る子どもたち

説明
注意や生き物の探し方などのお話が終わって準備ができると、さっそく大門沢
川に入りました。初めてで、みんな川の様子を確認しながら、ゆっくり歩き始
めました。


生き物採取

説明
上流に向かいながら、小さな網を使って水の中にいる生き物を採取しています。最初に教えていただいた、石の裏や砂利の中、草むらなどを中心に探していきました。


生き物観察

説明
見つけた生き物をバットにあけて、種類ごとに違う入れ物に分けていきました。名前が分からない生き物については、先生方に教えていただきました。ホタルのえさとなるカワニナが多く見つかりました。また、ヌマエビは、合わせると100匹以上も採取しました。予想外にいろいろな生き物がいて、子ども達は驚いていました。また、ホタルの幼虫を2匹見つけることができて、興味津々の様子でした。


発表・感想

説明
各班でどのような生き物を観察したのか、最後に発表をし、今日の学習の感想を言ってもらいました。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

自分達の地域を流れる川に入ってみて、こんなに身近なところに様々な生き物がすんでいることを知り、驚いている子が多くいました。先生のお話にあった、ホタルがすんでいる大門沢川の水質にも興味がわいたようです。また、川には急に深くなる場所があったり、滑りやすかったりと、川の怖さも知ることができたようです。生き物を観察する時間が思っていたよりも短くなってしまいましたが、初めて目にするゲンジボタルの幼虫に、みんな興味津々でした。

2 先生方の感想、要望等

どのような場所に生き物がいるのか知らない子どもがいましたが、石の裏や砂利の中を探すということを事前に教えていただき、あまり経験のない子でも生き物を見つけることができ、とても良い表情で活動していました。生き物への興味がわいたり、大門沢川の環境へ目を向けたりすることができたようなので、生き物のすみよい環境についてクラスで考えていけたらと思います。生き物をじっくり観察するためには、さらに時間が必要だと感じました。