里山クラブ「木の授業②」

授 業 名 里山クラブ「木の授業②」

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立寿小学校
実施学年、学級

参加人数

5年(63名)
担当者 担任
実施日(期間) 2022年1月14日
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 ・切り出した桜の枝の加工についてのお話

・桜の木でどのようなものが作れるかの説明

・児童の制作活動の支援

実施状況
(授業風景)
1回目の木の授業で切り出した桜の枝を使って、制作活動を行った。子ども達はキーホルダーや名札、鉛筆立てなど自分の作りたいモノをイメージして木の授業に臨んだ。木の枝を切り出したり、穴をあけたりする際に苦労している児童が多かったが、里山クラブの方々に質問したり、特別な道具の使い方を教わって使用するなどして、思い思いのモノの制作に夢中になって取り組んだ。

木材を切る際には、鈴木さんはじめ里山クラブの方から、まっすぐのこぎりを引くこと、力を入れすぎないことなどを教わり、安全に留意しながら活動していた。また、イメージ通りのアイテムをつくるためにどうすればいいか困っている児童に対しては、親切にアドバイスをしていただき、里山クラブの方々が用意してくださった松ぼっくりやとちの実なども活用しながら、温かみのあるキーホルダーや鉛筆立てを作成することができた。できた作品は教室前の廊下に展示したが、児童からは「早く持って帰って、お家の人に見せたい」「自分のキーホルダーをバックに付けたい」といった声が多く上がった。

今後はこの経験を生かして、6年生への卒業記念の品を制作する活動を構想している。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

○木の授業をして思ったことは、木からいろいろなものが作れることがすごいなぁと思いました。一本の木から、キーホルダーや机やペン立てをつくることができたからです。穴をあけるとき全然あかなかったので、木はとても丈夫ですごいなぁと思いました。

○木でキーホルダーや名札が作れてうれしかったです。そして、地域の人たちと一緒にできてよかったです。木を切るのに予想以上に時間がかかって少しおどろきました。でも、思ったよりもさわり心地がいいキーホルダーが作れてうれしかったです。

○木の授業では、のこぎりをどう使えばいいかが分かり、この先役に立ちそうです。他にも、いすやとだなをつくり家の中に置きたいです。木の授業では、友だちと仲良くできたし、寿小学校の桜の木でつくれたことがよかったです。木でつくるのは大変でしたが、身の回りには木でつくられているものが多いので、すごいなと思いました。木は、大切にしていきたいと思いました。


2 先生方の感想、要望等

12月に切り出した桜の枝を乾燥させている間、「次はいつやるの?」「私はキーホルダーが作りたいな」と、自分なりのイメージを膨らませながら楽しみにしている児童の姿が印象的でした。キーホルダーづくりなどに必要な金具やストラップなど、こちらでも十分用意したつもりでしたが、さらにプラスして里山クラブの方で用意してくださり、子ども達は思う存分制作活動に没頭することができました。一人でいくつも作品を作って「これはおじいちゃん、おばあちゃんに。これは妹に」と考えている児童もいました。活動に制限を設けず思う存分浸りこめる準備があることが、こんなにも子ども達を生き生きとさせるのかと、教師の側も勉強になりました。
現在、作ったキーホルダーに自分の名前を書いて、自分の図書袋やタブレットのケースに付けている子が多くいます。また、6年生を送る会に向けて残りの木を切り出し、卒業記念のキーホルダーを制作しています。たくさん木に触れ、その特徴に触れ、木の温かみを感じてもらえたらと感じています。