水はどこから?③
授 業 名 | 水はどこから?③
【「信州環境カレッジ」補助事業】 |
実施学校名 | 松本市立波田小学校 |
実施学年、学級
参加人数 |
4年 35名 |
担当者 | 担任 |
実施日(期間) | 令和3年7月14日 |
講師名 |
株式会社 環境技術センター |
実施概要 | 川の水を飲めるようにする浄水場や、汚れた水をきれいにして川に戻す下水処理場の働きについての学習をした。
飲み水となるごく限られた水が、海から山へ、山から川、やがて海へと、何度も循環していることや、森林が長い時間をかけて水をきれいにしていることなどの話を聞いたり、模型や実験を通して確かめたりした。山の性質によって水の成分や味に違いがあることを、利き水を通して体験した。 |
実施状況 (授業風景) |
・浄水場や下水処理、水の循環・森林の働きについての話を聞く。
・水が循環している様子を、模型の実験を見たり、書き込んだりして確認している。 ・乾いた地面と湿った地面による水のしみこみ方の違いの実験をしている。 ・ヨーロッパの水、北アルプスの水、波田の水道水を飲み比べて、味や硬度の違いを確かめた。 |
授業について | 記 入 者 |
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等
・いろいろな星がある中で、地球に水があるのは奇跡だということが心に残った。 ・地球にある水のうち、自分たちが飲んでいる水はたった0.01%しかないと知って、おどろいた。その水を大切に使っていかないといけないと感じた。 ・水が何十年もかかって飲み水になり、それがまた時間をかけて回ってくることが、模型を見たり書き込んだりして教えてもらい、よくわかった。水をなるべく汚さないようにしたい。 ・下水の処理では、汚れた水を食べてくれる微生物がいろいろいて、その働きできれいな水にして川に流しているんだと知った。下水処理場の見学が楽しみになった。 ・水にも味があって、外国など水の出てくる場所によってこんなにも味が違う なんてびっくりした。波田の水はおいしいと思った。 2 先生方の感想、要望等 ・水が手軽に、あたり前に手に入る現状がどれだけ貴重なことなのかということを、様々な角度からの説明や模型を通しての実験によってわかりやすく示していただき、子どもたちの理解や環境に対する考えを深めることができた。 ・社会科の学習や海洋教育のまとめと合致していたこと、また、水の味を化学的に捉える活動もあり、とてもよかった。 |