犀川下り②

授 業 名 犀川下り②

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立田川小学校
実施学年、学級

参加人数

4年2組 20人
担当者 担任
実施日(期間) 2023年9月12日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 8人乗りボートに乗って犀川を下る体験
・平瀬緑地から白鳥湖までのスリリングな約8kmの冒険
・水上から望む北アルプスの山脈や川辺の植生等、大自然を体全体で体感
・ウェットスーツやライフジャケットを身に着け、川辺の活動における安全講習

12:20準備ー13:00バス乗車ー13:30平瀬緑地ー14:00ボート乗船ー15:00ゴールー15:30アクアピアにてバス乗車ー16:00学校着

実施状況
(授業風景)
ボートに乗る前に、パドルの使い方や川での安全対策等について講師から学びました。パドルは人を傷つける凶器ともなりうるため、必ず両手で持って扱うことや、水中では泳ごうとせず、足を上げて浮くことが大切と学びました。

流れのある場所で泳ぐ体験をしました。プールとは違い、流れがあると上手く泳げないことに気が付きました。流されてしまったときは、無理に泳ごうとせず、救助を待つことが大切と気が付きました。

お互いのボートの動きを確認しながら安全に気を付けて川を下りました。川の流れが速いところや水の温度などを体で感じながら、雄大な川を下りました。この水が飲み水の一部になっていることも確認し、社会科の内容も合わせて扱いました。

ボートから落ちた時、自力で上がれるかどうかチャレンジしました。子どもの力ではなかなか上がることが難しく、水辺での事故について考える機会となりました。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・私は、行く前に川でボートに乗るのが怖くて不安でした。でも実際に乗ると、川の上に体が浮いているみたいであまりこわいと感じなくなりました。川は、波があったり、流れが速くなったりするなどいろいろありましたが、それに合わせてボートの動きが変わって面白かったです。
・梓川の水は、冷たくてきれいでとても気持ちよかったです。ガイドの方のお話によると、梓川の上流にはあまり人が住んでいないのできれいな水が流れてくるそうです。
・僕が一番びっくりしたのが、川に落ちているゴミの数です。空き缶や食べ物も落ちていました。

2 先生方の感想、要望等

・コロナ禍で学びが制限される中にあって、今回の体験的な学習の意義を改めて感じました。川の大切さや飲み水のことなどについて社会科で学んできたところですが、教科書で読んだ知識に今回の体験が加わることによって、より学びが定着したように思います。この日、子どもが感じた水温や波、におい、それから水面から眺める景色などが、確かな経験となって脳裏に焼き付いたことと思います。やはり学校に体験的な学びは必要です。講師の方々のおかげで、子どもにとって大変貴重な学びを進めることができました。ありがとうございました。