森の健康診断出前隊
プログラム
森の健康診断出前隊 | ||
分類 | 楽しむ(原体験)、気づく、実験・調査 | |
問合せ先HP等 | http://mori-gis.org | |
1. 団体・企業の概要 |
矢作川水系森林ボランティア協議会(「森の健康診断出前隊」の旧母体)は、「愉しくて少しためになる」を合言葉に、市民が森林ボランティアや研究者と一緒に流域の人工林に 分け入り、科学的に調べ五感で体感する「森の健康診断」を実施してきました。 2005 年 6 月に矢作川流域で始まり、その手法をモデルとして、その後、土岐川・庄内川、豊川流域・・・そして、いまでは、全国に広がりつつあります。 当団体の主事業「森の健康診断全国展開事業」は、森の健康診断を日本全国に広く普及するために、平成20年度より、(社)国土緑化推進機構「緑の募金創造的公募事業」の助成を受け、〈地域でのはじめての開催〉,〈地域のリーダー養成〉,〈こどもの森の健康診断〉に対して、講師派遣(出前講座)を行っています。現在までの出前件数は140件を超え、派遣した講師の数も約700人、参加人数は約5,000人(いずれも延べ数)、訪れた出前先は29都道府県に及びます。 実施対象については,小学生向けの「子どもの森の健康診断」から、中学生、高校生、大人と、世代に合わせた展開も進んできました。 現在、次世代を担う、小中学校授業への出前に特に力を入れています。 |
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2. プログラムの主な指導者の資格、受講済講習 |
講師は原則、とよた森林学校、間伐ボランティア初級講座を受講しています。 組織内で、リーダー研修や、安全講習を実施しています。 小中学校の元教師も多くいます。 |
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3. おすすめプログラム |
「子どもの森の健康診断」学校近くの人工林で調査と間伐体験。 実施内容は、「座学/紙芝居」「調査」「空開け(間伐)体験」となり、柔軟に対応できるプログラムとテキストを用意しています。
1回目【紙芝居+調査】2回目【間伐体験】 ※昼を挟んで<午前中>と<午後>、もしくは、<春>と<秋>に実施
時間は、できるだけご要望に応じますが、可能であれば、事前学習に半日、体験に一日(9―15時、弁当持参)がベストです。 規模は、一回約36人(生徒6人のグループに講師が2人つきます)まで。複数クラスの場合は、クラスごと別日実施となります。 調査に必要な道具類は、こちらで用意します。 |
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4. キーワード |
森の健康診断、人工林、間伐体験、調査、植生、森を5感で感じる | |
5. 過去の実践例 |
過去の実践例⇒ | |
6. 団体からのメッセージ |
・フィールドの選定
子どもの森の健康診断では、実際に木を倒しますので、山主さんとの打合せで「木を伐っても良いかどうか」の確認が必要です。学校から歩いて移動できる、適当な人工林があればベストです。山主さんの了解は、原則、学校でとっていただくことになります。 なお、適当な森がない、あるいは近くの森が適当か不明の場合は、ご相談ください。 ・安全管理 事前の下見においてはチェックリストで安全を確認し対策を行います。生徒4~6名の班ごとに、伐倒の技術と経験を持った講師が2人つき、安全マニュアルに従って実施するなど、安全には十分配慮しています。 また、学校や、見学者(メディアを含む)への「安全のためのお願い」文書を用意しています。 |