梓川大好き! 大河の一滴プロジェクトスライドショー③

授 業 名 梓川大好き! 大河の一滴プロジェクトスライドショー③
実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年生、35人
担当者 担任
実施日(期間) 令和4年8月29日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 ○私たちのくらしと川       ○源流から海のつながり

○海洋プラスチック問題      ○上高地ルール

実施状況
(授業風景)

・梓川は65Kmで、上高地の方から始まっている。

・川の始まりは一滴の水からで、それがいろいろなところから集まり、巡り巡って今の川になっているということ。つまり、きれいに見えてもいろいろなものが混じっている。(65年前の水ということ)

・人間がごみを捨て、環境が破壊されている。

・捨てたごみはいつか自分に返ってくるということ。このことに限らずいいことも悪いことも自分に返ってくる。

・人工物が川に増えたため、一見きれいに見えるが、野生生物が減ったり、人が溺れるようになった。1年前に人工物にあったペットボトルが全く同じ状態で残っていた。

・リトルピークスでの活動を聞き、自然で遊ぶすばらしさを聞いた。上高地は国の持ち物なので、ものを動かしたり、採ったりしてはいけないが、これでは人がこなくなってしまう。自然を守りつつ、体験ができる環境になればよい。

 

 

↑マイクロプラスチックの話

・クジラの口の中からたくさんのプラスチックが出てきているのを見て、子どもたちは声をあげていた。また動物に網が絡みついている姿を見て「かわいそう」とつぶやいていた。

・梓川を自分たちの川だと思い大事にしてほしい。

 

・上高地では野生生物が出る。熊・サル・鹿など

・石や草木、昆虫などの持ち帰りはできない。しかし自然を感じて楽しんでほしい。

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・人が作った人工物で魚が少なくなっているのが驚いた。

・川はすごく高いところから流れていて、だんだんおりていっていろいろな川の水と混ざっていくことがわかった。上高地に行くのがものすごく楽しみになった。

・上高地の水はきれいだけど、65年前の人がしていた、うんこやおしっこもまじっているから飲めないことをはじめて知りました。

 

2 先生方の感想、要望等

梓川のスタートから終わりまでわかりやすく、画像も使って説明してくださり、子どもたちも興味をもって聞くことができた。物事は、すべてはつながっているということをしきりにおっしゃっていて、本当にそうだなと感じた。今回の学習で上高地のことだけではなく、環境問題にも目を向けられたのではないかと思う。