古新聞を利用した、紙の薪つくりの体験学習

授 業 名  古新聞を利用した、紙の薪つくりの体験学習
実施学校名  中山小学校 5学年  参加人数25名
実施日(期間)  平成24年5月10日(木)
協力団体名  (株)デュプロ
実施概要 1 古新聞のリサイクル活動の具体的な例として蒔づくりを行い、美ヶ原キャンプの飯盒炊飯で自分たちで実際に使う。

2 紙薪づくりは、(株)デュプロさんの指導・協力を得て、紙薪づくり機械「与作」くんを使用する。

実施状況 (授業風景)

 

1 紙などのリサイクルの大切さを話していただき、新聞紙の紙薪づくりの仕方を教わる。

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2 新聞紙をバケツの中で水とともにドロドロ状態にする。

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3 「与作」くんを使って水を切る。

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4 2週間干して、完成。

 

 

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応(子どもの日記から)

二、三時間目に、キャンプで使う「まき」を作りました。ぼくは、古新聞が本当にきちんとしたまきになるか、疑っていました。でも、がんばって作りました。一番大変だったことは、押して固める時にとても力がいり、なかなかうまく固まらなかったことです。「うりゃ~~~!」全体重を手にのせて、つぶすように押しました。水を切ると、きちんと四角いブロックが出来ていて、うれしかったです。その後も、次々と作っていき、二時間で三個作ることが出来ました。このまきを、飯ごうやカレー作りに有効に使い、楽しいキャンプにしたいです。最後に、ぼく達のまき作りにたくさん協力して下さったデュプロのみなさんに感謝したいです。

2 先生方の感想、要望等

古新聞紙がどう再利用されるか分かったり、自分たちで作ったりすることができ、環境教育の具体的な、そして身近な一つとして子どもたちに指導できた。その上、美ヶ原キャンプの飯盒炊爨で実際に自分たちで作った紙薪を使うことができ、とてもありがたかった。

3 その他

飯盒炊爨で使ってみたところ、火力が弱く、紙薪だけではご飯を炊いたり、カレーを作ったりするには不十分で補助燃料として使えた。火力がもっと強くなればさらに便利だと思われる。