上高地源流見学(川の果てまで行ってみよう)④

授 業 名 上高地源流見学(川の果てまで行ってみよう)④

【「信州環境カレッジ」補助事業】

実施学校名 松本市立波田小学校
実施学年、学級

参加人数

3年 35名
担当者 担任
実施日(期間) 2020年9月15日
講師名 合同会社リトルピークス
実施概要 梓川の源流と同等な上高地の清水川の源流や水殿ダムの見学を通して、身近な梓川の源流が上高地にあることを知る。また、同じ川でも、それぞれの場所で、流れや色、ゴミの有無、生物などに違いがあることに気付き、梓川への愛着を深め、環境保全の意識を高める。
実施状況
(授業風景)
水殿ダム。ダムの深さや使用目的などの説明を受けたり、ダムの施設やダム全景を見たりしながら、メモやスケッチをしている。

ウェストン碑近くの梓川の川原。川や川原の様子の観察を行う。

犀川の支流・清水川について説明を受け、源流の清らかさや水の冷たさを体感している。

梓川の源流域であるこの上高地周辺を散策・体験したことに触れ、それを振り返るまとめの話を聞いている。

授業について  記 入 者
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・水殿ダムの役割(農業用水、飲料水、防災、発電)が分かってよかった。電気が東京まで送られているのに驚いた。

・ダムの水は緑色で、きたなかった。上のダムの方がきれいだった。ダムに木などが浮いていた。大雨で流れてきたと聞いた。

・山の水が60年後にきれいになって湧き出てくるなんてすごい。

・波田の梓川の水は17℃、清水川は7℃で、温度の違いに驚いた。源流は、水が冷たくて、透き通ってきれいだった。

・バスから見た梓川の上流の様子は、石がごつごつしていた。

・上高地の河原の石は、波田の河原の石と変わらない。

・自然があるから梓川がきれいになっていると思う。大事にしたい。

・海まで流れていってしまうので、ゴミをすてないようにしたい。

2 先生方の感想、要望等

・学校近くの梓川と上流部の流れや上高地の自然、源流域を比較して見ることによって、より梓川や地域の自然を大切にしようとする気持ちを高めることができた。ごみを通じて、目の前の川が海にまで繋がっているという意識をもつことができ、環境への関心を高められたことなど、子どもたちにとって大変有意義な体験となった。