3の4 ツリーハウスプロジェクト(床を張る その2完成式)

授 業 名 3の4 ツリーハウスプロジェクト(床を張る その2完成式)
実施学校名 松本市立島内小学校
実施学年、学級

参加人数

3年4組 28名
担当者 担任
実施日(期間) H30年 12月7日 13:50~15:25
講師名 寿さと山くらぶ
実施概要 ①床張りをする。

・釘打ち ・根元の土乗せ

②できた床板に乗って遊ぶ。

実施状況
(授業風景)
   いつものように木にあいさつをし、鈴木さんから、本時の活動内容を教えていただいた。釘打ちと根元の土乗せの2つのグループに分かれ、それぞれで活動を行った。    釘打ちのグループは鈴木さんから、金槌の使い方と釘を打つ場所を教えていただき、板材を骨組みに打ち付けていった。

土乗せのグループは、北庭の畑からシャベルで土を掘り、リアカーで運んだ。堆肥にするため、自分たちが掃除で集めた落ち葉も下に敷き詰めながら、根元に優しくかけていった。

途中、役割分担を交代し、全ての子どもたちが工具を使い、床板を作れるようにした。図工の学習でも金槌は使っていたのだが、打ち付ける木の厚さも釘の大きさも異なるため、「とても力が必要だったけれど、途中からどんどん入っていっておもしろかった。」と感想を述べていた。

前日に作成した看板を鈴木さんに掛けてもらい、いよいよ形になってきた。子どもたちは歓声をあげながら、自分たちが作っていったツリーハウスに達成感を得ている様子だった。

床板が完成すると、実際に乗ってみた。「思ったよりも高い。」「見晴らしがいい!」「木に登ってみたい。」という声が聞こえた。

最後に、ブランコを鈴木さんにつるしていただき、アスレチック作りの見通しをもった。「鉄のブランコより、肌触りが良くて、やさしい感じがする。」と楽しく遊ぶことができた。

 

授業について  記 入 者 担任
1 授業を通しての子どもたちの反応、感想等

・自分たちが考えたことが、ここまでできると思わなかった。ひもの結び方や道具の使い方をたくさん覚えられて良かったし、友だちと協力して作ることができて良かった。

・実際に床板を張ったら、登りやすい高さだったし、広さもみんなが乗れるくらい十分広かった。木に直接触れたり、床の上で遊べたりしたから、これからたくさん遊んでみたい。

・雑巾をあてたり、木にぶつからないように床を作ったり、モミジの木にとってやさしいツリーハウスができてきたと思う。ブランコをつけたりするときも、「木にやさしい」を考えながら作っていきたい。

2 先生方の感想、要望等

・木との距離がぐっと縮まった授業であったように感じた。作りながら木材やモミジの木と触れ合いながら、土を触り、落ち葉を触り、たくさんの自然と触れ合いながら床板を作っていくことができた。

また、多くの人の協力のもとで、鈴木さんを始め、普段関われないボランティアの方や地域の方々とも触れ合っていくことができたことが大きな学びであったと思う。

・信州環境ガレッジのおかげで大きな学びを子どもたちと得ることができた。もっと多くの先生方に活用していただきたいと感じた。